石川県金沢市増泉で気密測定

おはようございます
健太郎です。

10月15日は 石川県金沢市増泉で
クラード建築設計事務所さまの
現場の気密測定を行いました。

採光がバッチリの
明るい室内。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

サッシは リクシルのサーモスX。
アルミ複合トリプルガラス。

 

サッシ周り、間柱、柱の
取り合い部分はコーキングで
気密処理。

コーキングで隠れていますが
サッシ枠のサービスホールまで
コーキングが入っていました。

剛床のジョイント、柱周りは
気密テープで気密処理。

気密測定に合わせて
サッシ屋さんがサッシ調整を
してくれています。

 

サッシ調整は 引渡し時に
することが多いです。
でも、気密測定時に調整すると
C値に反映される可能性があります。
あと漏気の多い箇所を確認しながら
調整できるのも魅力です。

この現場の外部収納扉は
少し漏気が多かったため

しっかり密閉できるように
がっちり調整してもらいました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

梁を固定するピンの
上から気密テープ。
コレやった方がいいです。

いつもお勧めしている
柱・間柱と床の取り合いに
気密テープ。効きます!

1段下がった床と梁の
取り合い部分にも気密テープ。

天井と梁の取り合い部分を
これまた気密テープ。

これらは木材の取り合いによる
伝い漏れを防ぐための処置です。

屋根の入隅の隙間に
ウレタンを注入。
少し漏気ありでした。

2階の床の下がった部分。
ウレタンで気密を取っているのだが
こういう取り合いは難しい。

このような天井下地との
取り合いから軽微な漏気あり。

漏気確認しながらウレタンを
注入しました。

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善を頑張られた
山口代表はとても喜び
測定結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
26cm2 → 23cm2と
3cm2の隙間が埋まりました。

結構がんばった割に
3cm2の改善か…。

 

いえいえ、
高い気密レベルからの改善は
難しいもの。
今回の3cm2の改善は
なかなかモノです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs