石川県小松市若杉町で気密測定

稜です。

2月1日は石川県小松市若杉町で
㈱北製材所 ウィッシュホームさまの
現場の気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根はウレタン吹き付け断熱。
壁の断熱材はセルロースファイバー
となっています。
セルロースファイバーは充填前で、
面材のジョイントをコーキングした
状態での測定となります。

サッシはリクシルのEW。
樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りはコーキングで
気密処理されています。

面材のジョイント部分の
コーキングも丁寧に打ってあります。

玄関土間の土台の取り合いや
スリーブや配線の貫通部も
しっかりコーキング。

お風呂の配管の貫通部は
内外でウレタンが吹かれています。
配管が何本も束なっていると
隙間が出来やすいですが、
これだけしてあれば安心ですね。

換気システムの基礎貫通部。
既にテープで目張りされていますが、
雨が降っていたという事もあり
ちょっと怪しいかも…

穴が大きいので、
しっかり目張りをしておかないと
正しい数値を測定出来なく
なってしまいます。

 

正確な測定のために、
目張りのチェックなども
とても大切な事です。

これは水抜きの穴ですね。
測定の妨げになるので
ここも塞がなければなりませんが、

基礎内の水を抜き切るために
テープで目張りをします。
ウレタンなどで埋めてしまうと
測定後に削って取り出さないと
いけないので大変ですからね。

測定の前に、
室内に少し圧力をかけて
隙間探しをします。
勝手口の下端から
漏気が感じられました。

ウレタンを使って気密処理
をしていきます。
玄関や勝手口の下端は
隙間が出来やすいので
注意が必要ですね。

屋根のボード断熱材の
取り合いからも漏気がありました。
こちらもウレタンで気密処理。

チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.051cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。

 

当日は気温が低く
雨や風でかなり寒い日でしたが、
これだけ気密の良いお家なら
暖かくて過ごしやすい
素敵なお家になりますね。
完成状態での測定も
とても楽しみです。

気密測定

Posted by fok-rs