福井県福井市成和で気密測定

おはようございます
健太郎です。

1月15日は福井県福井市成和で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。

明るいリビングに
なぜかイスが...。

どうやら測定はお施主さまが
立ち合いされるようです。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはウレタンにより
気密処理されていました。

断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

現場は 床板の施工中。
むくれ、床鳴り対策として
スペーサーを噛ませ
施工されていました。

お施主さまが気に入られている
ピクチャーウインドウ。
公園の樹木が見えました。

この大開口サッシ。
フィックスかと思いきや
框が薄い、全開できるサッシでした。

あれ?
収納できるグリップの
隙間から漏気が少々。

カッコいいので
仕方ないか...。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

漏気の定番である
玄関ドアの下端。
両端から漏れがあったので
ウレタンで気密処理。

このウレタンフォーム。
防蟻用ウレタンフォームで
価格は通常のウレタンの倍以上。
お高いですがシロアリ対策に有効です。

おっと玄関ドア周りの
気密処理がまだでした。
その防蟻ウレタンで気密処理。

基礎を貫く
給湯給水配管周りの
気密を強化。

 

ここは外なので防蟻ウレタンだと
安心して吹けます。

出隅の床との取り合い部分を
気密処理。

床が貼られていましたが
柱、間柱と床の取り合い部分を
気密処理。

ここは基礎断熱(床下が室内扱い)の
仕様でしたが、この気密処理は効きました。
もちろん、床板を汚さないように
吹きましたよ。

勾配天井の梁と屋根の
取り合い部分の隙間に
ウレタンを注入。

最後に筋交い周りや

電線の穴周りを気密処理。

 

やれることはやりました。
気になるC値改善後の
測定結果は...。

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に立ち合いされた
お施主さま夫婦はとても喜び
測定結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
27cm2 → 22cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.40 → 1.22 と隙間風が入り難い
特性に大幅改善。

当社は結構お施主さま立ち合いで
測定することが多いと思います。

 

C値改善により良い気密が出ると
リアルに喜ぶお施主様の顔が
見れるので嬉しいです。

 

もちろん、精一杯やっても
良い数値が出ないことも
ありますので ご了承ください。

気密測定

Posted by fok-rs