富山県富山市粟島町で気密測定 2022/01/13
おはようございます
健太郎です。
1月13日は 富山県富山市粟島町で
オリバー㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
パネル工法の現場で
屋根、壁、床ともに
断熱材はネオマフォーム。
驚いたのが気密シートが
室内側に施工されていたこと。
パネル工法で気密シートを施工された
現場はあまり見たことがありません。
「室内側の水蒸気を壁に入れさせない」と
いう考えで水蒸気を吸いにくい
ネオマフォームでも気密シートを
貼られているようです。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
機械の写真を撮り忘れました
C値 = 0.48cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.5cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下端から漏気あり。
ウレタンを充填しました。
玄関土間の基礎と土台の
取り合い(気密パッキン)を
覆うようにウレタンで気密処理。
床の柱周りをウレタンで
気密処理。
2階はまだ気密シートが貼られて
なかったのでパネル周りを攻めます。
パネルと柱の取り合い部分を
気密テープで気密処理。
外壁側でテープを貼ってあるとのこと
でしたが 中外両方を気密処理
した方が良いです。
1カ所でも漏気する入り口があれば
伝い漏れする可能性が高いので。
屋根と壁の取り合い部分を
ウレタンで気密処理強化。
最後に定番の
柱と床の取り合いの
ホゾ穴をウレタンで気密処理。
さて、C値改善後の
測定結果は...。
C値 = 0.34cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
気密処理を頑張られた
次長はすこし悔しそうに
数値を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
61cm2 → 43cm2 と
18cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.51 → 1.24 と隙間風が入り難い
特性に大幅改善。
写真には写っていませんが
実はオリバーさま8人、当社2人の
10人で約3時間くらい
気密処理してます。
なんとか 0.3cm2/m2 に入って
ほっとしました(^^♪