石川県加賀市大聖寺で気密測定 2022/06/20
おはようございます
健太郎です。
6月20日は 石川県加賀市大聖寺で
木ごころ家さまの現場の
気密測定を行いました。
ウッドデッキを
付くのでしょうか。
軒がとても深い設計。
この現場は プレウォール工法。
(パネル工法)
断熱材はネオマフォーム。
外壁側、室内側に断熱材が
貼られたタイプ。
天井の断熱材もネオマフォーム。
パネル工法で難しいのは
天井の気密です。
屋根側はテープで
室内側はコーキングで
気密を取られていました。
ここのようにダブルの
気密処理をお勧めします。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは
気密テープで気密処理。
丁寧な仕事です。
床の断熱材はネオマゼウス。
剛床の下の大引き間で
気密処理されていました。
ユニットバスの下は
ネオマフォームで断熱。
基本は気密テープ。
取り合いの複雑なところは
コーキングで気密処理。
木ごころ家さまでは
全棟気密測定されてます。
今回はお施主さまの要望で
当社が測定することに。
ご指名、ありがとうございました。
さて、気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.091cm2/m2 の超超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
この時点で 木ごころ家さまでは
新記録の気密スペック。
でもガンガンやりますよ。
C値改善(隙間埋め作業)!
0.1を切った良い気密ですが
大きい値のn値が気になる。
まずは 定番の玄関ドアの
下端から漏気あり。
隙間にコーキングを
たっぷり充填して気密処理。
おっと、梁のホゾ穴が
気密処理されていません。
ウレタンを充填。
最近、超おすすめしている
柱と床の取り合いのホゾ穴。
ここはやっておいて
損はありません。
取り合いを全て
コーキングで気密処理。
ここは どーこだ。
下屋に隣接する
梁の取り合いです。
伝い漏れする可能性が高い
場所なのでおすすめです。
わかりますか?
柱(真ん中)の左側から
光が漏れているの。
もちろん、パネルの外壁側で
気密テープがあたっています。
だがしかし…
1カ所でも気道があると
漏気することもしばしば。
私的にはn値が大きいのは
このためだと感じました。
そういうことで
柱とパネルの取り合いを
気密テープで気密処理。
処置するエリアが多いため
稜(息子)にも手伝ってもらいました。
すべてが気密漏れに
直結するわけではないですが
パネルの取り合いにテープを
貼って貼って貼りまくりました。
窓まぐさの取り合いも
同様に気密テープ。
パネルのみならず
柱と柱を取り合いも
テープで気密処理。
さてさて、C値改善の
結果はいかに...。
C値 = 0.064cm2/m2 の超超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれて
いました。
今回の C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
10cm2 → 7cm2 と
3cm2 の穴が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.39 → 1.07 と隙間風が入り難い
特性に大幅に改善。
0.064cm2/m2 の気密は
木ごころ家さまでも新記録ですが
当社のパネル工法(屋根がネオマ)の
記録も 記録更新です。
n値を見ると隙間風が入り難い。
めちゃ暖かい家になりそうですね(^^♪