石川県金沢市田上新町で気密測定 2022/07/01
稜です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820142008-thumbnail2.jpg)
7月1日は石川県金沢市田上新町で
㈱D-COLORSさまの現場の
気密測定を行いました。
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中に上がります。
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天井・壁の断熱材は、
ネオマフォーム。
テクノウォール工法の
現場となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820402044-48b0f-thumbnail2.jpg)
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
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チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
してあります。
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現場は床断熱となっていて、
床の取り合いがテープで
気密処理されています。
柱周りも丁寧にテープが
貼ってありますね。
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外周部の柱の付け根。
この場所は気密処理するべき
ポイントとして
度々紹介しておりますが、
気密処理をした上で
さらに上からテープを
貼ってありました。
とても丁寧な気密処理。
素晴らしいですね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820342056-thumbnail2.jpg)
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他にもホールダウン金物や
お風呂の配管の基礎貫通部なども
しっかり気密処理して
ありますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820442038-thumbnail2.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820562041-thumbnail2.jpg)
現場は床断熱ですので、
点検口用の穴は
塞がなければなりません。
大工さんが丁寧に
ビニールシートとテープで
目張りして下さいました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820562011-thumbnail2.jpg)
測定…の前に、
ちょっとだけ。
少し気になったので、
玄関土間の断熱材の
取り合いを気密処理します。
意外とこんなところからも
漏気したりしますので、
注意した方がいいかもしれません。
それでは測定を始めます。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120920242030-thumbnail2.jpg)
C値=0.16cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-0120820592002-thumbnail2.jpg)
C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関下端から少しだけ漏気。
ウレタンで気密処理をします。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-01201020132020-thumbnail2.jpg)
ちょっと見づらいですが、
天井の断熱材の取り合いで
気密処理されていない箇所が
ありました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-01201020112034-thumbnail2.jpg)
狭い上に高所で気密処理が
大変でしたが、
大工さんが頑張って
隙間を埋めて下さいました。
それでは再度、
測定を始めます。
結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-01201020422002-thumbnail2.jpg)
C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
19cm2 → 16cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.59 → 1.52
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202022-07-01201020422015-thumbnail2.jpg)
この結果に、
頑張っていただいた大工さんは
満足しているご様子でした。
ウレタンで気密処理する際には、
缶の底面を上向きに(つまり180°反転)
しないと中身が出にくくなるので
吹き付けしづらいんですよね。
そんなに難しい事か?と思われる
方もいるかもしれませんが、
狭い箇所だと缶が入らないので
底面を上向きにする事が出来ないんです。
なので天井の狭い箇所って
特に気密処理が大変なんです。
そんな難しい箇所でも、
大工さんはしっかりと丁寧に
気密処理して下さったので、
ちゃんと隙間が埋まりました。
こういった丁寧な仕事の
ひとつひとつから、
暖かいお家が生まれるのだと
思います。