岐阜県瑞穂市馬場前畑町で気密測定(完成)

稜です。

10月25日は岐阜県瑞浪市馬場前畑町で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの現場の
気密測定(完成)を行いました。

中に上がります。
LDKはシックな黒のキッチンと
木の暖かみのある床が素敵な
空間となっています。

キッチンにはレトロチックな
デザインのペンダントライト。
オシャレですね。

また、
ガスコンロを採用したり
食洗器には大人気のミーレ
が入っていたりと、
日々の生活に彩りが生まれそうな
設計となっています。

リビングの奥には、
テレビボードが。
左端が格子状になってますね。

格子はフタのようになって
いたので開けてみると…

中にはエアコンが。
このお家は基礎断熱で
床下エアコンのシステムを
採用しています。
このフタが格子状に
なっているのは、
空気と循環させるための
エアコンのリターン口を
用意するためですね。

どういうシステムなのかいうと、
基礎内の空気をエアコンで
加温することで、
暖められた空気が上昇。
床に設置されたこのガラリから
暖気が室内に排出されるという
仕組みとなっています。

リビング上部の吹き抜け空間
を見上げてみると、
室内にベランダのような
スペースがありました。

二階に上がって確認してみる。
なるほど、これは。
とっても素敵な
木製のキャットウォーク
だったのですね。

 

吹き抜け窓からは勿論、
大きなサッシからも
明るい光が一階にまで
差し込んでいました。

二階の天井には、
小屋裏に上がるための
収納梯子が取り付けられています。
上がってみると…

中にはエアコンが。
こちらは小屋裏エアコンの
システムとなっています。
夏場にはこのエアコンで
小屋裏の空気を冷やし、
収納梯子の横にあったような
吹き出し口などから
室内に冷気を排出します。

こちらも床下エアコンと
同じように、
エアコンのリターン口が
必要となっているので、
このように格子状の枠が
取り付けられています。

測定の前に、
チェックと目張りをします。
こちらは換気の給気箇所。
換気部材を取り外して
中をチェックしてみると、
スリーブ管とボードの
取り合いにコーキングが。

 

これは素晴らしい処理ですね。
給気口等の機械や部材は
そのほとんどが気密を
確保できていない為、
外周部に取り付けられた
給気口等とボードの間に
隙間が存在すると、
室内に取り入れた空気の一部が
隙間から壁の中に回ります。

 

直接気密ラインを貫通している
部材とボードの取り合いを
コーキングやテープなどで
気密処理することで、
その対策をする事が出来ます。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.22cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされた監督さんは
満足されたご様子でした。

 

先程の取り合いの処理といい、
丁寧な施工を心掛けて
いらっしゃるので、
とても良い気密ですね。

 

これからの寒い季節でも
全然問題のない、
快適なお家になりましたね。

気密測定

Posted by fok-rs