福井県越前市村田で気密測定

おはようございます
健太郎です。

10月24日は 福井県越前市村田で
㈱増田材木店さま(ウェルネストホーム)の
現場の気密測定を行いました。

おろ、クルマの上に
カマキリ。

 

クルマで引いたら
可哀そうだから
移動させますか…

あたたたた…!!

 

カマで手を挟まれたのは
小学生以来です(^^♪

仕事に戻ります(^^)/

 

とてもきれいに
清掃された現場。

南面のサッシから
まぶしいほどの光が
差し込んでいました。

サッシは日本製の
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。

断熱材は 天井、壁ともに
セルロースファイバー。
断熱材充填前の測定になります。

面材は ニチハのあんしん。
ジョイントは気密テープに
より気密処理。

 

この後、ロックウール100ミリを
付加断熱(外側)で貼ります。

ユニットバスまわりを
掃除してから気密処理。

断熱材の貫通部は
コーキングによる気密処理。

「玄関周りが怪しいのですよ」と…大工さん。

土台と基礎は気密テープ。
その下端をユラソール(気密テープ)で
押さえるように気密処理強化されてました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.073cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

定番の玄関ドアの
下端から漏気あり。
ウレタンを充填しました。

そういえば玄関ドアの周りが
気密処理されてませんね。
大工さんに気密テープを
貼ってもらいました。

 

実は大工さんに
「外側で気密をガチガチに
 とってあるから大丈夫」と
言われていたので…

少しだけテープを貼らない
箇所をわざと作り、測定器で減圧し
漏気があるか確認してもらいました。

 

結果は漏気あり。
やはり気密処理は
内外両方 必要のようです。

稜が天井の気密点検の
漏気をチェックしてます。
お高い点検口だけあって
漏気なし。

1階の天井の隅が漏気あり。
ウレタンを充填しました。

天井と柱の取り合いから
微量の漏気あり(1階)。

取り合い(柱、間柱)に気密テープを
L字に貼って気密処理。

地味な個所ですが
ここは効きますので
絶対おすすめ。
やって損はありませんよ~。

最後にチェックしていると
玄関の電子錠の配線穴が
気密処理されていませんでした。

「あらら…忘れ取った」と
大工さんがコーキングを充填。

 

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.058cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされた
増田さん(設計士)は とても喜び
詳細結果を確認されていました。

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
10cm2 → 8cm2 と
2cm2 改善しました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.32 → 1.28 と隙間風が入り難い
特性に改善。

ここから断熱材を充填して
気密シートを貼っていきます。
いや ~ 完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs