石川県金沢市長土塀で気密測定 2022/11/07

稜です。

11月7日は石川県金沢市長土塀で
㈱アントールさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

壁・屋根の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはエクセルシャノンの
トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

床のジョイントは、
テープで気密処理
してありますね。

柱まわりは、
コーキングで気密処理。
丁寧に処理してありますね。

床の配管貫通部、
気密テープで処理
されていますね。

玄関土間の基礎と土台の
間のパッキンも、
テープで気密処理してあります。
気密パッキンであっても、
ジョイントなどから
漏気してしまう事が
ありますので、
油断できません。

お風呂の排水口。
排水管と繋がっている場合、
こちらからも漏気します。

ですので、測定の際には
このように目張りしています。
排水管が繋がっていれば、
減圧した際に大抵
下水の臭いがしますので、
すぐに分かると思います。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.17cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
給湯給水配管などの
貫通部が一部、
スポスポの状態と
なっていました。

気密テープを使って
気密処理をします。
何か所かありましたので、
気密が良くなりそうですね。

玄関土間のスタイロに
出来た隙間から漏気が
ありました。

ウレタンを使って
気密処理していきます。
絶対漏れないだろうと
思っていても、
どこかしらから伝い漏れを
起こして漏気するという
可能性がありますので
難しいところですね。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.12cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
21cm2 → 15cm2
と改善しています。

この結果に、
立会いされた監督さんたちは
満足されたご様子でした。

 

とても良い気密ですね。
冬でも暖かく、
快適な生活の送れる家。
住むならばそんな家が
良いですよね。

気密測定

Posted by fok-rs