石川県能美市湯谷町で気密測定 2022/12/17
おはようございます
健太郎です。
12月17日は 石川県能美市湯谷町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
付加断熱として外壁に
貼られているのは
フェノバボード。
室内側の断熱は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
2階から見た景色。
足場があって分かりづらいですが
大きな吹き抜けがある設計です。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープ
による気密処理。
床の気密は大引きと断熱材の
取り合いに気密テープを貼り
その後、剛床の取り合いにも
気密テープを貼った 2重の気密処理。
柱周りはコーキングが
充填されていました。
排水の配管周りも
コーキングで気密処理。
玄関周りは基礎と土台の
取り合いはブチルテープ。
土台と剛床の取り合いは
気密テープと適材適所で
使い分けされてました。
ユニットバスの断熱の
取り合いは
コーキングとウレタンで
気密処理。
それでは気密測定器で
減圧して漏気を確認します。
玄関ドア下端の基礎と
土台の取り合いから漏気あり。
コーキングを充填しました。
玄関土間の土台の入隅から
伝い漏れあり。
ここにもコーキングを
しっかり入れました。
漏気はありませんが
窓周りの間柱と柱の
取り合いに気密テープ。
部屋の入隅にも
気密テープ。
吹き抜け周りの
梁と間柱の取り合いにも
気密テープを貼りました。
これらの気密処理は
年を重ね、木が痩せたとしても
取り合いをしっかり押さえて
漏気させないという考え方。
経年劣化に対応したものです。
それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.052cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜ばれていました。
αA(家全体の隙間面積)= 7cm2。
n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.12。
かなりレベルが高い
気密スペック。
これからの時代は経年劣化に
強い家づくりが求められると
思います(^^♪