石川県金沢市で気密測定 2023/04/25
稜です。
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4月25日は石川県金沢市で
㈱アントールさまの現場の
気密測定を行いました。
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![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-06-22.jpg)
中に上がります。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-21-09.jpg)
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屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-20-59.jpg)
サッシはリクシルのTW。
アルミ樹脂複合サッシです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-20-27.jpg)
チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-47-49.jpg)
床の外周部です。
柱と間柱の根元に
ウレタンが吹いてありますね。
伝い漏れを起こしたり
する箇所ですので、
より良い気密を出したい!
と思う方にはおススメです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-48-15.jpg)
お風呂の配管貫通部。
ウレタンで気密処理
されていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-48-27.jpg)
おっと…
反対側を見てみると、
隙間が出来ているのを発見。
現場は床断熱ですので、
この断熱材の向こう側は
外部扱いとなります。
そうなれば当然漏気してしまいますが…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-18-36.jpg)
とりあえずこのままで、
一度測定をしたいと思います。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-34-11.jpg)
C値=0.31cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-35-25.jpg)
C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。
先程の配管貫通部周りの
隙間ですが、
確認してみると
やはり漏気を起こしていました。
ウレタンを吹き付けて
しっかりと気密処理しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-10-45-51.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-08-57.jpg)
配線の壁貫通部。
気密処理が施されておらず
外からの光が見えていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-38-46.jpg)
こちらもウレタンで
気密処理を行いました。
吹き付けの後に施工する場合、
ウレタンを穿らなければ
いけないのは分かりますが、
その後はちゃんと埋めておいて
欲しいですね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-8-49-20.jpg)
配管の床貫通。
周りをテープで気密処理
してあるのですが…
どうやらこの隙間から
漏気があるようです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-9-43-20-1.jpg)
隙間にウレタンを詰め込んで
気密処理をしました。
下がどのようになっているのか
よく分かりませんが、
配管が集まっている箇所は
伝い漏れが起こりやすいので、
コーキングやウレタンの方が
処理をしやすいかもしれませんね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-10-17-19.jpg)
木材のジョイント部分。
この隙間から漏気しています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-10-18-12.jpg)
こんな分かりやすい
隙間に限らず、
木と木のジョイントというのは
非常に伝い漏れなどを
起こしやすいです。
ちょっとでも怪しいと
思う箇所があれば、
ウレタンやコーキング、
テープなりを使って、
気密処理する事をおススメします。
それでは再度測定を始めます。
結果はいかに…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-10-15-57-04.jpg)
C値=0.25cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
48cm2 → 39m2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.66 → 1.42
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-25-11-14-08.jpg)
この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。
しつこいかも知れませんが、
配線や配管の貫通部など
穴を開けた箇所は
責任もって埋めてほしいです。
後の工程の為に、
あえて開けているのならば
仕方ありませんが、
もしこのまま穴の空いた
ままの状態だったらと思うと…
せっかく大工さんや監督さんが
気密を確保する為の努力を
しているにもかかわらず、
それを無下にするような
事になったとしたら残念ですし、
第一にお施主さまが可哀そうですからね。
何はともあれ、
とても良い気密。
このまま気密を保持して、
お施主さまには快適な環境で
生活して頂きたいですね。