富山県射水市で気密測定 2023/04/27

おはようございます
健太郎です。

4月27日は 富山県射水市で
㈱清都コンストラクトさまの現場の
気密測定を行いました。

現場は勾配天井の梁見せ仕様。

大空間がある平屋の家です。

断熱材は 屋根・壁ともに

ウレタン吹付断熱。

剛床のジョイント、柱周りは

気密テープにより気密処理。

 

壁に面する床と柱、間柱の

取り合い部分にも気密テープ。

サッシはリクシルのTW。

アルミ複合トリプルガラス。

 

サッシ周りはもちろん

窓台、窓まぐさの取り合いは

気密テープで気密処理。

玄関周りの 基礎とスタイロフォームの

取り合いはモルタルが施工されていました。

基礎と土台の取り合いは

ブチルテープにより気密処理。

ユニットバスの下は

ミラーフォームで基礎断熱仕様。

断熱の取り合いは

ウレタンで気密処理。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

引き違いサッシのレール部分から漏気あり。

サッシ調整を行ったところ 軽減しました。

CD管まわりの取り合いが怪しい。

ウレタンを注入しました。

こちらはお風呂周り。

ミラーフォームとウレタンの

取り合いに隙間あって 漏気あり。

 

隙間を埋めるように

ウレタンを充填しました。

こちらは玄関周り。

下端は気密処理してありますが

柱と筋交いの隙間から

大きく漏気あり。

Ⅴ字の気密処理しにくい部分も

丁寧にテープをまわして

押さえました。

こちらは和室の床柱です。

背割り部分から漏気あり。

ウレタンを注入して止めました。

家の外周部の取り合いを
攻める大工さん。

漏れはなかったですが

予防策で怪しい部分に

ウレタンを入れました。

天井の柱周りも同様。

怪しい箇所にウレタンを充填。

最後は家の入隅部分。

ここは木材同士の取り合いから

伝い漏れしやすい。

 

すべての入隅にL字で

気密テープを貼ってもらいました。

 

さて、C値改善後の

測定結果はいかに ...。

 

C値 = 0.088cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされた お施主さまと

清都代表はとても喜び、結果を

指さし確認されていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

14cm2 → 10cm2 と 4cm2改善。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.38 → 1.14 と 隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

 

すでに高い気密レベルから

4cm2 の隙間が埋まるのは かなり嬉しい。

考えられる全ての箇所を攻めた結果が

良い気密に結びつきました(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs