石川県小松市で気密測定 2023/06/27

おはようございます
健太郎です。

6月27日は 石川県小松市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

面材はダイライト。

ダイライトのジョイントは

気密テープで気密処理。

現場に入ると筋交いが

かなり入った印象がありました。

 

ここの断熱材は 屋根・壁ともに

セルロースファイバー。

断熱材 充填前の測定になります。

剛床のジョイント、柱周りは

ユラソール(気密テープ)で

気密処理されていました。

サッシは YKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

 

大工さんがサッシ周りを

気密テープで気密処理されていました。

玄関土間まわりは 基礎と土台の間の

基礎パッキンを覆うように

ユラソールで気密処理。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

玄関土間まわりの土台の

取り合いから漏気あり。

縦にウレタンを入れました。

これはユニットバスの

基礎を貫く配管まわり。

 

ユラソールとウレタンで

気密処理されていましたが

配管をまとめるテープ(グレー)の

隙間から漏気あり。

隙間にウレタンを

充填しました。

おっと、これはホールダウン

金物ですが根元の気密処理が

ありません。

漏気する可能性が高いので

必ず気密処理しましょう。

土台の貫通部はもちろん

気密が漏れにくいように

コーキングを入れて気密処理。

太陽光パネルの配線、配管の貫通部。

配管の中にウレタンを入れて気密処理。

定番になりますが

外周部の胴差しと2階の床の

取り合いにウレタンを入れて気密処理。

ここは2階の天井部分。

屋根側から気密処理されていますが

室内側からも入隅にウレタンを

入れて気密処理。

 

それでは再測定します。

C値改善後の測定結果は ...。

C値 = 0.098cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされたお施主さまは

とても喜び、結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

17cm2 → 13cm2 と

4cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.20 → 1.06 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

この後、壁にメッシュ状のシートを貼って

セルロースファイバーを充填し

その上から気密シートを貼りますので

現状より気密が上がると思われます。

完成気密が 楽しみですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs