福井県福井市で気密測定 2024/01/11
おはようございます
健太郎です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9697-640x436.jpg)
1月11日は 福井県福井市で
㈱ナチュレホームさまの現場の
気密測定を行いました。
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断熱は屋根・壁ともに
セルロースファイバー。
外壁側にネオマフォームを
貼った付加断熱仕様。
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気密シート貼りの仕様で
壁のシートは マグ・イゾベールの
調湿性のあるシートです。
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シートを貫く梁周りには
しっかりコーキングが入っており
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9729-640x457.jpg)
シート下端は「テープの押さえなし?」と
思いきや、透明の気密テープが
しっかり貼られていました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9702-640x480.jpg)
サッシは リクシルの
EW(樹脂トリプルガラス)。
クリプトンガスが入った ハイエンドモデル。
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サッシ周りの気密は
気密テープで気密処理。
入隅などの漏れ易い箇所に
コーキングが入っていました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9698-1-640x480.jpg)
床の気密は剛床のジョイントを
気密テープで気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9714-640x406.jpg)
柱周りにはコーキング。
テープが柱に届いてない風に
見えますが、ここにも透明な
気密テープが貼られた模様。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9716-640x423.jpg)
これは筋交いの気密処理。
柱と筋交いの側面は気密テープ。
筋交いと柱の隙間(上下)には
コーキングが入っていました。
床から生えた電線は
隙間を開けて1本1本
コーキングで気密処理。
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ここはユニットバスのエリア。
断熱材がテープとコーキングで施工されて
基礎部分がまった見えませんね。
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配管まわりは
しっかり隙間を開けて
コーキングで気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9715-640x458.jpg)
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9741-640x450.jpg)
C値 = 0.053cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9739-640x410.jpg)
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
大工さんが床に気密テープを
追加して、気密を強化。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9743-640x433.jpg)
掃き出し窓の漏気量をチェック。
レール部分から、そこそこの漏気あり。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9724-640x469.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9727-640x417.jpg)
サッシ屋さんにサッシ調整して
頂きました。
サッシのパフォーマンスを
引き出すには気密測定時に
対応してもらうと try and errorで
漏気量を抑えることが可能です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9754-640x467.jpg)
すべり出し窓のパッキンの
当たりを少し強めに
調整してもらいました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9756-640x433.jpg)
坂井社長が何やら
撮影されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9757-1-640x447.jpg)
サッシ本体の隙間から微細な漏気あり。
残念ながら、ここにはコーキングを
入れられない。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9751-640x436.jpg)
この現場はミリ単位以下の
隙間を攻めるしかない。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9755-640x411.jpg)
気密テープに入った空気を
抜いてから上から気密テープ塗布。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9749-640x428.jpg)
間仕切り壁のシートの
気密処理がめちゃくちゃキレイ。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9728-640x429.jpg)
これは気密コンセントボックス。
コンセントは 厚みがあるため
BOX状のトレイに収めて
気密シートと連結。
電線部は壁の中と外から
コーキングで気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9736-640x435.jpg)
シートを貫通した
電線はジェラートのように
コーキングで気密処理されてました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9758-640x431.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9746-640x395.jpg)
C値改善をやりながら
坂井社長がYouTube用の撮影を
行っていました。
どんな仕上がりになるか
気になりますね。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の結果はいかに ...。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9760-640x449.jpg)
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.045cm2/m2 の超々高気密でした。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9745-1-640x458.jpg)
C値 = 0.045cm2/m2 は
ナチュレホームさまで 新記録です。
測定結果を坂井社長は とても喜び
撮影ではさらに饒舌に話されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 6cm2 と1cm2 の改善。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.05 → 1.00 とn値の最高値に改善。
隙間風が限りなく入り難いことを表しています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9717-2-640x454.jpg)
めちゃくちゃ丁寧に
気密施工された現場でした。
大工さんの頑張りにより
YouTubeの内容も濃いものに
仕上がったかもしれません(^^♪