福井県三方郡で気密測定(完成) 2024/03/29

稜です。

2024年3月29日は福井県美方郡美浜町で

㈲柴田建築店(S/K HOUSE)さまの現場の

気密測定(完成)を行いました。

広々とした玄関ポーチ。

 

タイル張りのアプローチ階段と深い庇は、

デザイン的にも機能的にも心地の良い

素敵な設計になっておりますね。

玄関から中に上がります。

 

おぉ…ドアにノブ、照明のスイッチ。

それにブラケットライトに塗り壁など、

どれもが西洋の雰囲気を醸し出していますね。

照明のスイッチはオシャレなトグル式。

木製のパネルと塗り壁が

マッチしているのが印象的です。

何とこちらの家、全室が塗り壁。

とても時間と手間のかかりそうな

仕様となっていますね…

 

その証拠にホラっ!

クローゼットの中までも塗り壁仕様と

なっているので本当に驚きです。

↑リビングや廊下など

↑寝室などの個室

 

こちらの塗り壁、凹凸や模様を

素敵でハッキリしたものにするために、

それなりの厚みとなっているそうです。

 

そのうえ偏に塗り壁といっても、

飽きの来ないように個室とそれ以外で

模様(塗り方)が分けられていますので、

こうして見ているだけでも

こだわりがバンバン伝わってきます。

↑キッチン上部のペンダントライト

↑洗面所のブラケットライト

↑洗面所上部のペンダントライト

↑ダイニング(?)のペンダントライト。

 

この家、照明へのこだわりも

もの凄いです。

 

各箇所に取り付けられている

照明はそのほとんどが違うもので

採用されていますし、

それぞれアンティーク調の

とてもオシャレな照明なので、

本当に見ていて飽きません。

 

照明の画像を全て載せていると、

素敵な照明の写真展覧会になって

目的が変わってしまいますので、

こうして一部だけ載せさせて頂きました。

 

本当に見ているだけで心が落ち着く

素晴らしい『こだわり』ですね。

さて、照明や塗り壁に

気を取られていましたので、

室内のご紹介がまだでしたね。

 

LDKも西洋の雰囲気を感じる

素敵なデザインとなっています。

 

リビング側から見たキッチンは、

壁が板張りの仕様となっていて

そのうえ天井も板張りの設計。

 

床やダイニング上部の梁見せ天井

との視覚的な関連性により、

西洋風でありながらモダンチックな

空間デザインに仕上がっている

印象を受けました。

リビングには掃き出し窓や

吹き抜け上部の窓から光が差し込み、

明るく気持ちの良い空間となっています。

 

掃き出し窓からは広めの庭と

開放的な外の景色を眺められます。

 

壁掛けのテレビやテレビボードも

とても素敵ですね~。

テレビボードの端っこには

何やら格子状の仕切りが

取り付けられていました。

 

まぁ他の会社さんの現場でも

ご紹介しておりますので、

もう皆さんご存知だと思いますが…

この中にはエアコンが隠れています。

 

いわゆる床下エアコンシステムと

いうものです。

こちらの現場は基礎断熱となっていて、

このエアコンはその基礎内の

空気を暖める役割を担っています。

 

そして暖められた空気は、

床に取り付けられたガラリから

室内へと排出されまして、

全体をバランス良く暖かく

する事が出来るという訳です。

 

ちなみにエアコンは排出した

空気を取り込むリターン環境という

ものが必要となっていまして、

仕切りが格子状になっていたのは

そのリターン環境を確立する為です。

換気は床下エアコンとの組み合わせで

人気のマーベックス製『澄家』が

採用されています。

 

第一種の床下換気システムとなっていて、

新鮮な空気を床下に取り込んだのち

エアコンによって効率良く加温

(室内の環境に合わせる)事が出来るので、

一緒に採用されることが多いです。

トイレの手洗器一つを見ても、

アンティーク調でオシャレです。

では、階段を上って二階に…

ってあら?壁に窪みが出来ています。

 

どうやら小物を飾ることの出来る

スペースを作成してあるようですね。

 

勿論何か飾ってあれば映えそうですが、

個人的には何も飾られていなくとも

十分に可愛らしくて良いなと思いました。

白い塗り壁との親和性が高いのかな…?

一階のリビングと繋がっている

吹き抜け空間。

 

白い塗り壁と少しダークな床材、

そして黒いアイアンの手すり。

語彙力が無いのでうまく表現出来ませんが

見ていて気持ちが良いというか、

何かに引っ掛かる感じが無いというか、

とてもバランスが良いように感じます。

 

それと画像では分からないと思いますが、

手すりの細い縦棒は丸みを帯びていました。

これも西洋風なデザインの為に採用したとの事。

いや~本当にこだわりが凄いです!

後ろにはピクチャーウィンドウ。

 

自然豊かで鮮やかな景色を切り取り、

まるで写真や絵のように美しい

光景を眺めることが出来ます。

気持ちが安らぎますねぇ…

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.082cm2/m2の

ウルトラ気密です。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、

立ち合いされた社長も思わず

満面の笑みでピースサイン。

 

中間時点の気密も素晴らしかったですが、

完成時の測定でここまで良い気密を

出せるのはとんでもないことです。

 

お施主様に快適な家を提供するために、

気密を良くしようとする社長の想い。

業者さん達もそれに応えるべく

真剣に考えて施工されているからこそ

この結果を生み出すことが出来るのでしょう。

こんな素敵な家で、

気密も良く暖かで快適な生活が出来る。

とっても贅沢な事だと思います。

気密測定

Posted by fok-rs