石川県能美郡で気密測定 2025/03/25

おはようございます
健太郎です。

3月25日は 石川県能美郡で
㈱桐工房さまの現場の
気密測定を行いました。

防水シートが真っ黒で いかつい。

WURTH製のウートップ ハイムシールドが

採用されていました。

断熱材は 天井・壁・床
共にネオマフォーム。
パネル工法の現場です。

 

リビングは勾配天井に

なっていました。

柱間に納まるパネルの

取り合いには気密テープが

施工されていました。

外からパネルの取り合いを見た写真。

外側からもしっかり気密テープが

貼られているようです。

天井の断熱材は

ネオマフォームゼウス。

 

室内側の断熱材と梁の取り合いは

気密テープとコーキングにより気密施工。

屋根側からは気密テープが貼られています。

家の外周部となる

梁と天井の取り合いには

コーキング。

 

梁と天井の隙間を埋める

施行になります。

スリーブまわりは

極太コーキングで

隙間を埋めていました。

排水配管のまわりもコーキング。

コーキングが効いてそうです。

サッシは YKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはウレタンによる

気密施工。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

では C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

掃き出し窓のまわりの

気密処理が忘れられていました。

取り合いにウレタンを充填。

狭い隙間にはコーキングを

充填しました。

スリーブまわりの気密処理の

無いところ発見。

 

コーキングを充填して

ヘラでしっかり押さえます。

排水配管まわりは

ウレタンで気密を取っていましたが

ちょっと漏気がある模様。

漏気が止まるまで

ウレタンを充填。

ここはユニットバスの下。

ウレタンと排水配管の

隙間から漏気を感じる。

隙間を埋めるように

ウレタンを充填しました。

あらら...。

ホールダウン金物まわりの

気密処理がない。

隙間を埋まるように

ウレタンをたっぷり吹きました。

筋交いまわりの気密を

ウレタンで強化。

給湯給水の配管の

取り合いにはコーキングを

入れました。

気密処理で定番となる

床と柱の取り合い。

気密テープを貼りました。

出隅部分には

ウレタンを充填。

最後は天井の断熱材を攻めます。

取り合いにコーキングが打ってありますが

切れていて漏気を感じます。

上から気密テープを

塗布しました。

何かの穴(電気配線穴?)と

コーキング切れから漏気あり。

ここも気密テープでしっかり

漏気を止めました。

それでは再測定します。

気になるC値改善の結果は ...。

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善をがんばった監督さんは

ほっとした表情で結果を確認。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

24cm2 → 18cm2 と

6cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.29 → 1.22 と隙間風が

入り難い特性に改善。(隙間の質の改善)

パネル工法は 屋根・壁ともに

内外をしっかり気密施工すれば

なんとか 0.1を目指せますね。

 

僕たちも一安心した現場でした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs