石川県かほく市大崎で気密測定 2022/01/21
おはようございます
健太郎です。
1月21日は 石川県かほく市大崎で
㈱安藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。
大きな平屋の現場で
店舗物件のようです。
ここは入り口のポーチ部分。
天井の梁や柱の構造体が
立派ですね。
店舗であるためか
大開口サッシが多く
室内が明るい。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは
ユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理。
断熱材は屋根・壁ともに
旭ファイバーグラスの
高性能グラスウール アクリアα36kg 。
そのグラスウールを
タイベックスマート(気密シート)内に
充填しユラソールで気密処理。
床の剛床のジョイント部、
柱の立ち上がりは
ユラソールで気密処理。
店舗なので施工面積が広く
気密処理が大変だったと
想像します。
天井の梁や柱周りも
ユラソール。
金物はヒートブリッジ対策で
ウレタンが吹かれていました。
ターンバックル (耐震ブレース)の
根元はユラソールとウレタンで
気密処理。
仕上げで見えなくなるのかな。
ウレタンが少し気になります。
今回は測定前に
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
おっと見つけました。
気密シートの破れを発見。
ユラソールを丁寧に
貼ってもらいました。
もう一カ所、小さい破れでしたが
ユラソールで補修しました。
稀にありますよね。
釘の打ち損じ。
くぎ抜きで抜いて
同様に補修しました。
安藤建築事務所さまで
採用率が高い、スニッカルペールの
木製玄関ドア。
木製玄関ドアの中でも
気密がとても良い印象。
この現場では2セット
使われており1セットだけ
漏気あり。
どうやらドアラッチの掛かりが
緩いため、パッキンの当たりが
弱い模様。
大工さんに少しキツ目で
調整してもらいました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に安藤社長のお父さん(義父)は
少し悔しそうに結果を撮影されていました。
比較的にフィックス窓が多く
壁が少ない店舗の現場。
確認できなかったのですが
窓から微量な漏気があったの
かもしれません。
そうは言っても 0.12cm2/m2。
気密シート貼りの仕様で
こんなに良い気密の店舗は
なかなか無いと思います(^^♪