石川県金沢市上荒屋で気密測定 2022/04/04

おはようございます
健太郎です。

4月4日は 石川県金沢市上荒屋で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

この現場の後ろ側は
遊歩道になっており
もう少しで花見ができる時期でした。

 

川沿いの桜並木って
素敵ですね。

ここはガレージ付きの現場。

 

通常、ガレージがあると
気密ラインが曖昧なる物件が多く
気密が悪くなりがち。

 

特にガレージの上に
居室がある場合は難易度が高くなります。

この現場のガレージの上は
ガルバリウムの屋根が施工されていました。
屋根・壁ともにガレージと縁が切れて
いるようなので大丈夫そうです。

クルマ好きにはたまらない
リビングからガレージが見える設計。

尚且つ、ガレージ内はしっかり
断熱されておりエアコンが設備されます。
ガレージに籠れる仕様ですね。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

柱、間柱の取り合いは
気密テープで気密処理。

サッシ周りも気密テープ。
相変わらず、エッジがくっきり
立っています。

ここは玄関周り。

玄関ドア周りはもちろん
基礎と土台の取り合いは
気密テープで気密処理。

そんでもって基礎と
スタイロフォームの取り合いに
気密テープを貼り…

玄関ドアとモルタルの
取り合いにコーキングを入れました。

それでは測定前に気密測定器で
減圧して漏気チェック。

 

2階の出隅のホゾ穴から
漏気あり。

大工さんが1階に降りて
漏気があった真下を確認。

給湯給水配管の影に
梁のホゾ穴が見えました。

 

ここにウレタンを
注入して気密処理。

もちろん、2階のホゾ穴も
ウレタンで埋め、

同様な柱と床の取り合いにも
ウレタンを入れました。

入隅からも若干の漏気を確認。
縦のラインにウレタンを
入れました。

さて、気になる気密測定に
結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.032cm2/m2 のウルトラ気密でした。

立ち合いされた監督さんは
とても喜び、測定結果を
撮影されていました。

 

測定前の漏気チェックで
気密処理した甲斐あってか

 

αA(家全体の隙間面積)は 4cm2。
n値(隙間特性値)は 1.04と
とてつもなくレベルが高い気密スペック。

私的には…
リビングからマイカーを眺められる設計や
エアコンの効いたガレージで
永遠にクルマが弄れるのが
羨ましい限りです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs