石川県金沢市大場町で気密測定（完成） 2021/07/18
おはようございます
健太郎です。
７月１８日は 石川県金沢市大場町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定（完成）を行いました。
軒の深い設計です。
玄関は土間仕様。
玄関に手洗い場があるのは
うれしいですね。
手洗い場のモザイク
タイルがかわいい。
玄関脇の格子戸がすごく
素敵で気になります。
リビングに入ると
土間と薪ストーブに目が留まりました。
土間部分が広い。
冬にストーブをつけると
土間部分にたっぷり蓄熱しそう。
スウェーデンの薪ストーブ
コンツーラ。
全体的に丸みがあるデザイン。
薪ストーブ料理が手軽に
楽しめます。
リビングに戻ると
おーっと、素敵な格子戸で
仕切れるではありませんか。
洋風の家にこの格子戸が
あるだけでアジアンテイストを
感じます。
仕事が細かく、品のある
とても美しい格子戸。
お施主さまの祖父がすごく大事に
されていたモノのようで
この家に顔にふさわしいです。
格子越しに外を見ると
外の様子が伺えますが…
外から室内を見ても
まったく見えません。
これも格子戸のメリットです。
吹き抜けを見上げると
シーリングファンが回っていました。
設計木花家さまと言えば
天井・壁は珪藻土の塗り壁。
お施主さまが木下社長に
レクチャーを受け塗られたもの。
この現場はタイルまで
お施主さまが施工されたようで
プロ顔負けの美しい仕上がり。
床材はヒノキ。
ガラリは換気システムの給気口。
マーベックスの澄家ＤＣ（床下第１種換気）。
床下エアコンが採用されており
相性バッチリです。
そう言えば、この澄家ＤＣ。
熱交換素子に持ち手が付きました。
掃除のときに
すごく取り出しにくかったので
ナイスな改良です。
ちなみにここは脱衣室。
床の仕上げは お施主さまが施工されました。
ここまでセルフでやられたのは
設計木花家さまでは はじめて。
かなりアクティブなお施主さまです。
さてさて、気になる
完成気密の結果は．．．。
Ｃ値 ＝ ０.１５cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定に立ち合いされたお施主さまは
とても喜んでいました。
参考ですが…
ここの中間気密のαＡ（家全体の隙間面積）は
２1cm2でした。
今回測定のαＡが２２cm2なので
なんと１ｃｍ2しか変わっていません。
これはすごいことで
通常、C値で言うと 0.2～0.3くらい
気密が落ちるのが一般的。
この現場はほぼ変わってないと言えます。
ｎ値（隙間特性値 範囲1～2）は 1.11。
隙間風が凄く入りにくいと
表示されています。
珪藻土の塗り壁に無垢の床材。
素敵な格子戸があって
土間広く、薪ストーブあり。
これだけ気密が良かったら
薪ストーブの出番は少ないかも
しれませんね(^^♪