石川県金沢市塚崎町で気密測定 2020/07/07
おはようございます
健太郎です。
7月7日は石川県金沢市塚崎町で
安藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。
今年の7月は結構雨が降りましたね。
測定日もどしゃ降りでした。
機材の搬入で
深い水たまりにダイブ。(ひぇ~)
大工さんが見かねて足場板を
渡してくれました。(助かりました)
現場は清掃された明るい室内。
外の空気はじっとりでしたが
室内はサラッとした空気感。
安藤建築事務所さまの設計では
吹き抜けと勾配天井がほぼ
採用されています。
サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは高性能気密テープの
ユラソールで気密処理されていました。
スリーブまわりの気密処理も
ユラソールです。
床の剛床の繋ぎ、柱まわりも
ユラソールで気密処理。
柱周りはその上から
コーキングが打ってありました。
断熱材は 旭ファイバーグラスの
高性能グラスウール アクリアα36kg 。
その断熱材を タイベックスマート
(気密シート)に充填して
ユラソールで気密処理。
天井の気密処理、柱周りの
取り合いもユラソール。
ユニットバスまわり。
玄関周りもユラソールで気密処理。
接着しにくいモルタルや基礎にも
くっ付きますので重宝します。(もちろん清掃は必要)
ユラソールはお高いですが
経年劣化に強い抜群の接着力
を誇るテープです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.056cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
立ち合いされた監督さんは
とても喜び、結果を撮影されていました。
家全体の隙間面積(αA)= 6cm2。
隙間特性値(n値 範囲1~2)= 1.04
通常、延床面積が小さいとC値は
不利なのですが、ものともしませんね。
完全に気密シート貼りの常識を
逸脱した気密力です。
帰り際、雨がやんでおり
あんなに溜まっていた水たまりも
なくなっていました。(すんげ~水はけ)
毎度おなじみのタッカーの使用本数ですが
今回は約6200本だったようです。(その上から気密テープ貼られてます)
次回の測定も楽しみです(^^♪