岐阜県揖斐郡で気密測定 2025/05/20

おはようございます
健太郎です。

5月20日は 岐阜県揖斐郡で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの現場の
気密測定を行いました。

面材は ハイベストウッド。

取り合いには気密テープが

施工されていました。

断熱材は 屋根・壁ともに

30倍発泡の硬質ウレタン。

基礎断熱仕様の現場です。

よく見ると木材の取り合いに

気密テープが貼ってありました。

 

切り欠きなどの隙間から

漏気するのを防ぐ処置です。

サッシは YKKの APW330。

樹脂ペアガラス。

サッシ周りは ウレタンと

コーキングにより気密施工。

すべり出し窓を

開けてチェック。

搬送用の緩衝材(緑)が

付いていました。

 

これが付いていると

パッキンの当たりが悪くなる

こともあるので撤去。

測定前に漏気チェック。

怪しい箇所を攻めます。

玄関ドアの右下から

漏気を感じたので

ウレタンを充填しました。

柱の根元から漏気を感じる。

ウレタンをたっぷり

吹きました。

梁から生えた電線に

気密処理がない。

取り合いにウレタンを

充填しました。

漏気はありませんでしたが

スリーブまわりの

隙間が気になります。

隙間にウレタンを充填。

漏気がなくても熱橋対策になるので

対策しても損はありません。

柱のキワの隙間が気になる。

低発泡の硬質ウレタンなので

100倍発泡と比べると

膨らみにくい。

漏気はなかったですが

隙間にウレタンを充填して

埋めました。

他にも 屋根と

壁の取り合いや …

雲筋交いまわりの

隙間が気になったので

極力、隙間にウレタンを

吹いて埋めました。

金属火打ちの根元にも

ウレタンを充填。

窓台の下の隙間が

気になったので …

気密テープを貼りました。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.088cm2/m2 の超高気密でした。 

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に 渡邉社長はGoodポーズ。
とても喜ばれていました。

実は 3回くらい測っています。

そのどれもが 近似値でした。

 

αA(家全体の隙間面積) = 4cm2。

n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.12。

 

C値=αA(家全体の隙間面積)÷ S(延床面積)

この現場の延床面積は 45.43m2。

計算上、延床面積が小さいと不利になります。

 

でも結果的に不利な条件を

物ともしない気密スペック。

なんせ、家全体の隙間面積が

2×2cm2しかないのだから。

この現場は 住宅ではなく事務所の模様。

1年を通し、温度変化が少ない

快適な事務所になりそうです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs