福井県越前市瓜生町で気密測定 2022/12/16
おはようございます
健太郎です。
12月16日は福井県越前市瓜生町で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。
断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
モジュールホームさまでは
当社の屋根遮熱材のFOボードを
採用して頂いています。
タイベックに吹付するより
定着が良く、ウレタンの膨らみに耐えるので
ウレタン吹付される会社さんにも
好評です(^^♪
おっと、話を戻します。
壁のウレタンはスキンカットが
少なく、丁寧に吹かれてました。
2階の床と胴差しの取り合いには
ウレタンが吹かれていました。
この部分のウレタン吹付は
気密・断熱はもちろん
2階の音の伝搬を軽減する
効果がありお勧めです。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理されてました。
さて、チェックしていきます。
これは 基礎の換気用のダンパー。
基礎との取り合いにウレタンを
吹いてもらいました。
給湯給水を引き込む
配管周りにもウレタンを充填。
室内側の電線周り
給湯給水の配管周りも
ウレタンで気密処理。
気密漏れで定番の
玄関ドアまわり。
基礎と土台の取り合いから
そこそこの漏気あり。
ウレタンで隙間を埋めました。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は...。
C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
勝手口ドアの下端から
若干の漏気を感じる…。
ウレタンを充填しました。
最近 オススメしている
下屋に隣接する梁の取り合い。
伝い漏れする可能性があるため
ウレタンを入れました。
これまた定番の
床と柱の取り合い。
ここにウレタンを入れると嫌がる
大工さんは結構いらっしゃいます。
床板を貼る時にウレタンの
盛り上がりが邪魔になるから。
当社では最低限しかウレタンを
充填しないので安心してください。
最後はサッシです。
調整前のためか漏気量が
かなり多めでした。
どうもレール付近の
パッキンの当たりが悪い。
本来ならば上下のパッキン同士が
しっかり当たって隙間風を
防ぐモノ。
当たりが悪いパッキンを
指で起こし、当たりを良くしました。
最近、こんなワザばかり身に付く。
さて、気になるC値改善後の
結果はいかに...。
C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2m/m2。
測定結果に梅木社長は
とても喜び、詳細結果を
確認されてました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
24cm2 → 20cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.32 → 1.34 と少し悪く出ましたが
誤差の範疇と思われます。
最近、サッシが原因で
本来の気密が出ない現場が
多いと感じます。
もう少しクオリティーの高い商品を
納めてもらうと助かります(^^)/