石川県金沢市神谷内町で気密測定 2020/06/24

おはようございます
健太郎です。

6月24日は 石川県金沢市神谷内町で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

現場はきれいに清掃されており
大開口サッシから光が差し込む
明るい室内でした。

大工さんが玄関周りに
高性能気密テープ(ユラソール)を
貼られていました。

ユラソールはコンクリートや
モルタルにも接着できるため
気密処理に重宝します。(お高いですが…。)

サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。

そういえば
この現場のお向かいに大樹があり
窓からその緑が見えていい感じです。

剛床の繋ぎ、柱の立ち上がりは
ユラソールで気密処理。

配管周りはコーキングで
気密処理。

この現場の断熱材は 屋根・壁ともに
セルロースファイバー。
断熱材を充填する前の
気密測定になります。

外壁はEPSの付加断熱。
通気層などの溝がないタイプ。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。

 

七山社長が電気配線、配管周りを
ウレタンで気密処理されていました。

ホールダウン金物周りは
しっかりコーキングが入っており
気密漏れなし。

スリーブ周りの気密処理を
ウレタンで強化。

 

う~ん。
既に0.1cm2/m2の気密なので
なかなか気密漏れが見つかりません。

かれこれ1時間くらい
経過したでしょうか。

 

大工さんが「そぉ~言えば」と
玄関ドア枠まわりに手を突っ込んで
何かを探してます。

 

「あったあった。電子錠の配線穴」と
何やら穴を見つけたようです。

それはドア枠の内側に開けられた
穴で目視で見つけられない箇所。

 

難しい角度でウレタンを
注入しました。

穴のサイズは 直径2cmくらいの模様。
(まったく見えませんが…。)

 

伝い漏れなど嫌ってしっかり
ウレタンを吹き付けました。

 

さて、C値改善後(隙間埋め後)の
結果はいかに...。

C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。

測定結果に七山社長は ほっとした様子。
結果をスマホで撮影されていました。

 

C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
15cm2 → 12cm2 と
3cm2の隙間が埋まった結果です。

 

それは ほぼほぼ電子錠の
配線穴(1×1×3.14)サイズになりますね~。

さすが、超高気密用の
気密測定器。なかなかの精度です。

立ち合いされたお施主さまの
家族は とても喜ばれていました。

 

この状態から室内側に
メッシュ状のシート(スーパージェットファイバー)を
貼ってセルロースファイバーを充填。
その上からタイベックスマート(調湿機能付き気密シート)を
貼るので...。やり過ぎ

 

完成が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs