ヤマダホームズ様の気密測定

8月1日はヤマダ電機の住宅会社、
㈱ヤマダホームズ様の石川県白山市の中間工事中の気密測定でした。

このお施主様は気密断熱について大変な勉強家で、NETで私の気密測定を知り、
事務所に気密断熱に相談に来られた方です。

 

床XPS、壁、屋根はウレタン吹き付け断熱、窓はYKK 樹脂窓APW330、
玄関はYKK高性能イノベスト玄関ドアでした。

屋根は太陽光発電パネルを載せる仕様でした。

現場に入ると、ドイツの超高性能気密テープ、ユラソールが至る所に貼ってありました。

ヤマダホームズの工事部長さんから、
「このテープは施主さんが買ってこられたんですよ」とお聞きしびっくりしました。

 

大変きれいで丁寧な気密テープ処理でした。

事前に私の事務所で気密断熱の相談に来られた方なので、
このユラソールの気密テープを見ると並々ならぬお施主様の熱い想いを感じました。

 

現場にはヤマダホームズの工事部長さんと、若い社員さんが来られ、
もちろん施主さんも立ち合いされました。

 

測定器のファンを回し、施主さんや部長さんが隙間を探し配管周りなど、
気密漏れがないか確認されました。

測定結果は0.1cm2/m2と超高気密です。
総相当隙間面積αAが16cm2ですから、なんとわずか4cm角の隙間でした。

隙間特性N値が1.05とは素晴らしです。

 

N値は1~2の範囲で、限りなく1に近い数値は隙間がとても少ないことを表わしています。

 

施主様と工事部長さんが測定数値の確認をされ、施主さんはニコニコ顔で大変喜こばれ、
部長さんは超高気密0.1cm2が出たので驚き、ほっとされていました。

私も事務所まで来られ打ち合わせをさせてもらった施主様なので、
いい数値がでてうれしかったです。

 

完成も気密測定されるので、大工さんの木工事の後の電気、設備職人さんに
部長さんから細かい部分の気密工事まで指導をお願いしました。

気密測定

Posted by fok-rs