石川県金沢市間明町で気密測定 2021/05/22

おはようございます
健太郎です。

5月22日は 石川県金沢市間明町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

正面に配置された
大型サッシから日差しが
差し込む明るい室内。

耐震性能を強化されているためか
筋違いが かなり入っていました。

かわいいお施主さまが
大開口スライディング(APW431)から
庭を眺めていました。

 

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
壁は柱幅いっぱいに
きれいに吹かれていました。

それではチェックしていきます。
窓台、間柱などのジョイントも
気密テープ。

 

梁をよく見るとジョイントに
ウレタンが吹かれています。

当然、気密にも有効ですが
音の伝搬も押さえられそうです。

ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
剛床のジョイント、柱の立ち上がりは
気密テープで気密処理。

玄関土間まわりはきれいですね。
基礎と土台の取り合いは
気密テープで気密処理。

玄関ドアの下端は
きれいにモルタルが
施工されていました。

 

このタイミングでモルタルが
きれいに施工されていることは
極めて少ないです。(通常は最後)

コンセプトさまの気密測定では
サッシ屋さんにサッシと玄関ドアを
調整してもらっています。

ドアラッチ(受け部分)を
少しだけきつめに調整すると
玄関ドアの密閉度が上がり
漏気を抑えられます。

 

やり過ぎると閉まりにくくなるため
そこはプロに調整してもらうと安心です。

ユニットバス下の
断熱材周りはウレタンで
びっちりと施工。

 

この部分はお風呂を冷やさない
ためにしっかりしておきたい。

面材はダイライト。
家の胴回りと気になる部分に
気密テープが施工されていました。

 

面材のジョイントをすべて
気密処理するとめちゃ大変ですが
胴回り1周するだけでも
大分違います。

 

ここからフェノバボードを
付加断熱で貼る予定。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。

C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…

C値 = 0.036cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜んでいました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
5cm2(2×2.5cm)。すごっ!!

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.03 とすごく隙間風が入りにくい
ことを指しています。

 

規格外の気密スペックです。

大工さんが何やら柱の際を
指さしています。

きれいにウレタンが吹かれていますが
柱の際に むくれが出来ている
箇所がチラホラ。

 

そんな部分にウレタンを
丁寧に注入されたようです。
こういう1つ1つの処置が
良い気密に繋がるのだと思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs