富山県射水市一条で気密測定
おはようございます
健太郎です。
９月１５日は 富山県射水市一条で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
玄関ドアが片引き戸？！
… と思いきや扉が全開に
なっているだけでした。
現場は天井下地を作っている最中。
リビングの大開口サッシから
中庭が見えました。
この現場は 吹き抜けがあり
勾配天井の仕様のようです。
吹き抜け上空のフィックス窓が
明るい日差しを落としています。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
桁までモッコモコに
吹かれているため
かなりお得ですね。（木材熱橋の対策）
サッシはＹＫＫのＡＰＷ４３０。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープに
よる気密処理。
テープがエッジくっきりで
美しい。
空気を抜いて
圧着させているようです。
ここは床断熱の現場。（床下が外扱い）
床の気密は剛床（床板）の下の
断熱ライン（大引き）で取られています。
柱周りの立ち上がりは
気密テープで気密処理。
柱、間柱の取り合いもキラキラ。
しっかり気密テープが貼られています。
玄関周りの
基礎と土台の取り合いは
ブチルテープで。
柱、間柱の取り合いを
気密テープで気密処理。
おっと、玄関ドア周りの
気密処理がまだでした。
細くて貼りにくい箇所ですが
ヘラを使い空気を抜きながら
貼られています。
大工さんの希望により顔に
モザイクを入れました。
配管周りはコーキングで
気密処理。
それでは
気密測定器で減圧して
漏気確認。
ユニットバス下の
給湯給水配管まわりから
微量な漏気あり。
ウレタンで埋めました。
入隅からも微量な漏気。
ここもウレタンで埋めました。
最後にサッシ屋さんに
サッシ調整をして頂きました。
ドアラッチ等を調整して
密閉度を上げました。
強すぎず、弱すぎない
悦妙なセッティングで。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに ．．．。
でました。
Ｃ値 ＝ ０.０cm2/m2 !!! （0.05cm2/m2未満）
正確には…
Ｃ値 = ０.０３０cm2/m2 のウルトラ気密でした。
立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、詳細結果を
確認されていました。
αＡ（家全体の隙間面積）は
５cm2（2×2.5cm）。
ｎ値（隙間特性値 範囲1～2）は
１.１７とレベルが高い。
恥ずかしがりやの大工さんですが
細やかで丁寧な仕事をされる方です。
いい気密が出ると報われますね ♪