石川県白山市相木町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

2月4日は 石川県白山市相木町で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。
3階建ての家です。

面材はモイス。
ジョイントに気密テープが
きれいに貼られていました。

 

モイスの重量って
確か1枚 25kgくらい。
これを貼るのは めちゃ大変
だったことが想像できます。

下屋の気密処理も丁寧。
梁の取り合いは延長して
気密テープが貼られていました。

 

この後で付加断熱として
モイスにロックウール
100ミリを貼る予定。

室内側は短手方向に
大型サッシを配置した設計。

柱、筋交いが多いです。
3階建てでも 耐震性を
考慮されているからですかね。

天井、壁の断熱材は
セルロースファイバー。
メッシュ状のシートの
中に充填されていました。

その上から調湿性がある
タイベックスマート(気密シート)
を貼って気密処理。

サッシは日本製 樹脂トリプルガラスの
ドレーキップ(内開き窓)。

 

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。

玄関土間まわりの気密は
ユラソール(ウルト製 気密テープ)で
気密処理。

大工さんがフィニッシュで
基礎パッキンを覆うように
気密テープを貼られていました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.067cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

玄関ドアの下端から
微細な漏気。
ウレタンで気密処理。

電子ロック錠の配線周りに
ウレタンを注入して気密を強化。
大工さんがいい顔してます。

七山社長が玄関ドアと気密シートの
取り合いに気密テープを貼りました。

窓周りの
漏気を確認。

漏気を感じた箇所には
ウレタンを注入しました。

ここはダウンライト用の
ボックス。

電線周りは上から
コーキングを入れてますが
下からも入れました。

壁の入隅に
ウレタンを注入。

CD管周りに気密テープを
追加して押さえました。

最後に天井と壁の取り合いに
漏気を感じた箇所があったので
ウレタンで気密処理。

 

 

さて、C値改善後の
結果はいかに...。

C値 = 0.050cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
8cm2 → 6cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.19 → 1.03 と隙間風が入り難い
特性に改善。

家全体の隙間が
6cm2(2×3cm)って
凄いですね。

 

3階建てでも 温度差がほぼなく
快適な家になることでしょう。

気密測定

Posted by fok-rs