石川県小松市下粟津町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

3月31日は 石川県小松市下粟津町で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

測定日は雨降りでしたが
室内はとても明るかったです。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

 

サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。

断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。

 

吸音効果を狙ってか
間仕切り壁の中にも断熱材が
充填されていました。

それらの断熱材を
タイベックスマートに
充填して気密処理。

気密が取りにくい
間仕切り壁の処置。

柱・間柱のまわりは
気密テープで施工した後に
ウレタンを吹いて気密処理。

ここは床断熱(床下が外扱い)の
仕様の現場。
大引きと断熱材の取り合いを
気密テープで気密処理。(見えないですが…)

柱周りは気密テープで
気密処理した後にウレタンで
更に気密処理。

漏れやすい箇所は2重で
気密処理されているのが素敵です。

梁と2階の床の取り合い部分は
ウレタンで気密処理。
返しも入っているのが Good。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

気密漏れの定番である
玄関ドアの下端の漏気を
ウレタンで気密処理。

勝手口扉の取り合いから
漏気あり。
なかなかキツイ体勢で
気密処理してます。

ダクト周りは気密材を使ってましたが
ウレタンをしっかり吹きました。

 

この部分は漏気していなくても
サーモカメラで見ると青く
冷えていることが多い。

大工さんが電子錠の配線周りに
気密テープを追加。

なにやら
監督さんが 柱と筋交いの
隙間に指を入れて
漏気確認されてます。

どうやら
微細な漏気があった模様。
隙間にウレタンを充填。

漏れが無い箇所も
予防策でウレタンを入れました。

 

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

気密処理を頑張った監督さんは
めちゃくちゃ笑顔。
測定結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
27cm2 → 25cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.18 → 1.08 と隙間風が入り難い
特性に改善。

埋まった隙間は
たった2cm2 でしたが
数値に反映されない気密処理が
経年劣化に対し強く生きると
信じています(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs