石川県金沢市山科で気密測定

おはようございます
健太郎です。

3月26日は 石川県金沢市山科で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

ちょうど断熱材の
セルロースファイバーの充填が
終わったタイミング。

気密測定後、このメッシュ状の
シートの上に、更に気密シートを
施工していきます。

面材はダイライト。
ダイライトのジョイントは
気密テープで気密処理。

 

この後、付加断熱として
EPSを貼る予定。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより
気密処理。

剛床のジョイント部は
ユラソール(ウルト社製 気密テープ)で
気密処理。

玄関土間周りも
ユラソールで気密処理。

施工箇所をきれいに掃除をすれば
基礎はもちろん、モルタルにも
しっかり食いつくので助かります。

ユニットバス周りも
ユラソールで気密処理。

 

北陸では ユニットバスの下は
基礎断熱仕様が多いです。

 

床断熱仕様だと気密ラインが
曖昧になり易く、なかなか大変です。

お風呂を冷やさないためにも
ユニットバス下は
断熱、気密をしっかり取った
基礎断熱仕様が良いと思います。

おっと、あぶない。
排水管まわりの気密がまだでした。
ウレタンで気密処理。

あれ…。
玄関ドアまわりの気密も
まだでした。

玄関ドアまわりの気密処理って
忘れられることが多いです。
気密テープで取り合いを
気密処理しました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

壁を通ったCD管周りの
漏気チェック。

 

漏れがありませんでしたが
取り合いに気密テープを
追加しました。

ユニットバス下の
給湯給水配管まわりから
若干漏気あり。

 

ウレタンを充填しました。

床から生えている
電線のまわりから
微細な漏気あり。

ウレタンで埋めました。

定番ですが 梁と2階床の
取り合いのホゾ穴に
ウレタンを充填。

伝い漏れする可能性が
高い箇所なのでお勧めです。

最後に入隅と…

断熱材が入らない
木材の窪みをウレタンで
気密処理。

そんでもって
大工さんがサッシ調整。
すべり出し窓でも調整すれば
気密が上がるモノもあります。

 

 

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされた
お施主さま夫婦は 笑顔で
詳細結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
16cm2 → 15cm2 と
1cm2 の隙間が改善しました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.27 → 1.25 と少し改善。

がんばった割に1cm2の改善と
なかなか厳しい結果。

 

今後、気密シートが壁に施工されるため
伸びしろが期待できます。
完成でリベンジしたいです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs