福井県福井市安保町で気密測定
稜です。
4月15日は福井県福井市安保町で
㈱中西工務店さまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
壁と天井の断熱材は、
EPSとなっています。
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
チェックしていきます。
サッシ周りはテープで
気密処理されています。
角にピッチリ食い込むよう、
とても丁寧に貼ってありますね。
これだけ丁寧だと、
テープが浮いて隙間が出来る
といった心配もありませんね。
現場は床断熱となっていますので、
床と柱の取り合いなどは
気密処理が必要です。
しっかりとテープで
気密処理してあります。
お風呂の気密処理。
配管の周りにウレタンが
吹き付けられています。
壁の断熱材と
柱や床との取り合いは、
コーキングやウレタンなどで
綺麗に気密処理してありますね。
筋交いのややこしい箇所も
このように丁寧な気密処理が
してあります。
表面はテープで、
狭くて処理のしづらい隙間は
ウレタンを吹いています。
壁と同じように、
天井の断熱材にも
コーキングを使って丁寧に
気密処理してあります。
それでは測定を始めます。
気になる結果は…
C値＝0.22cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
C値改善作業（隙間埋め）
を始めます。
壁側の断熱材の取り合いに、
気密処理をし忘れている箇所を発見。
隙間が出来ないように、
丁寧にコーキングで
気密処理をします。
それでは再度測定を始めます。
結果は…
C値＝0.18cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA （家全体の隙間面積）が
25cm2 → 21cm2
n値 （隙間特性値 範囲1～2）が
1.30 → 1.26
となっています。
この結果に、
立ち合いされた監督さんは
納得されたご様子でした。
現場の窓から外を覗いてみると、
燕が足場に留まって
こちらを見つめていました。
どうやら室内に入りたいようで、
直ぐ近くで扉や窓の開く瞬間を
待っている様子です。
こちらの現場に限らず、
最近は燕が建築中の現場に
入ろうとしているのを
よく見かけます。
幸せを運んでくる鳥として
有名な燕ですが、
建築中の現場に巣作りしようとするのは
ご遠慮願いたいですね。