富山県高岡市で気密測定 2023/09/27

稜です。

2023年9月27日は富山県高岡市で

㈱作造さまの現場の

気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

サッシはYKK APW330。

樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。

 

サッシ周りはウレタンで

気密処理されています。

お風呂はボード状断熱材の

取り合いにウレタンを吹き付けて

気密処理してありました。

現場は基礎断熱となっています。

 

基礎を貫通している水抜き穴などは

塞いでおかなければなりません。

 

一時的な役割ですので、

テープやウレタンで塞いでも

問題はありません。

水抜き穴と同様に、

給湯給水配管の貫通部も

処理する必要があります。

 

こちらもウレタンで

問題なく処理されていますね。

測定を始める前に、

測定器で室内を減圧して

隙間探しをしました。

 

減圧して空気を抜いた分、

隙間があればそこから室内に

外の空気が入り込みます。

 

玄関土間まわりで何か所か

漏気している(空気が入り込んでいる)

箇所がありましたので、

ウレタンやテープを使って

気密処理を行いました。

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.10cm2/m2の超高気密です。

この結果に、

立ち合いされた監督さんは

満足されたご様子でした。

 

とても良い気密ですね。

先ほどの玄関土間まわりの

気密処理によって、

多少は改善していると思いますが、

元々が丁寧な施工となっているからこそ、

ここまで良い気密が出たのでしょう。

一階から上を見上げてみれば、

大きな吹き抜け空間が。

そして、吹き抜け空間の上部には、

大きなFIX窓が取り付けられています。

 

今は足場を作る為に板を敷いているので

体感する事が出来ませんでしたが、

ここから下の空間に光が差し込んで、

室内を明るく照らし、

暖かくしてくれることでしょう。

 

気密がとても良い現場ですので、

外の空気が部屋のあちこちから出入りして、

室内に溜まった熱を無駄にして

しまうといったことも無く、

快適な室内環境を効率良く保つことが

出来るはずです。

 

せっかく新しく家を建てるなら、

しっかりと気密を良くして、

快適な生活を送りたいものですよね。

気密測定

Posted by fok-rs