石川県金沢市で気密測定 2023/11/27

稜です。

2023年11月27日は石川県金沢市で

㈱ハザマ住建さまの現場の

気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

壁の断熱材はセルロースファイバー。

 

充填する前の状態となっていて、

面材と柱などとの取り合いが

コーキングで気密処理されています。

さらに、外側からも面材の

取り合いをテープで気密処理

してありますので、

内外で2重の気密処理が施されている訳ですね。

 

片側だけ処理した場合では、

どこかに隙間があればそのまま

漏気してしまいますが、

両側で気密を取っている場合は

その保険になりますよね。

サッシはリクシルのEW。

樹脂トリプルガラス仕様

となっています。

チェックしていきます。

 

サッシ周りはコーキングで

気密処理されています。

間柱とまぐさとの取り合いまで

しっかり気密処理してありますね。

面材の取り合い、

室内側での処理です。

 

隅はコーキングで処理をして、

柱などの取り合いの表面は

テープで気密処理してありました。

 

適材適所でちゃんと使い分け

しているのは素晴らしいですね。

単に処理のしやすさもありますが、

表面の処理をする場合には

テープの方が効きやすかったり

もしますので、

そういった事まで考えて処理するのは

とても大切な事だと思います。

 

それと金属火打ちやボルト金具に

ウレタンが吹きつけられていますよね。

これは熱伝導率が非常に高い金属を

断熱力のあるウレタンで覆って

結露を起こさないように対策を

施している訳ですね。

PF管の壁貫通部です。

 

外側から撮影したものですが、

コーキングで気密処理してありますね。

室内側からもちゃんと処理されて

いましたので、

ここでも内外2重の気密処理

ということになりますね。

 

万が一、経年劣化によって

片側に隙間が出来たとしても、

もう片側が気密を保持してくれますので

将来の事を考えるとかなり効果的

なのではないでしょうか。

こちらはホールダウン金物、

全体がウレタンで覆われています。

 

上でボルト金具にウレタンを

吹き付けていたのと同様に、

結露を起こさないように

対策しているのでしょうね。

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.12cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)

を始めます。

 

玄関ドア周りを処理して

いませんでしたので、

コーキングを使って処理をしています。

 

枠を入れるタイミングなどを

考えると処理しづらい箇所ですが、

漏気を起こしやすい箇所でも

ありますので、

なるべくしっかりと処理して

おきたいですね。

お風呂の下からニョキッと

伸びているこの配管。

 

手を近づけて確認すると、

漏気を起こしていました。

結構分かりやすい漏気量でしたので、

立ち合いされたお施主様にも

体感して頂きました。

 

実際に漏気を体感したお施主さまは、

なるほど…と少し驚いているような

関心のある様子も窺えました。

もう配管が完了している箇所

だったようですので、

中にウレタンを詰め込んで

気密処理を行いました。

 

そのまま放っておくと、

最後まで処理し忘れてしまう

可能性もありますので、

配管や配線が完了した箇所は

ウレタンやコーキング、粘土など

を使って早めに気密処理したいですね。

玄関ドア横、土台と基礎の間に

入っているパッキンの取り合いから

漏気があったようです。

 

この玄関ドアとパッキンが接する箇所、

本当に漏気を起こしやすいので

しっかりと処理しておきたいですね。

滑り出し窓の隅から少し漏気が

ありましたので、

サッシ屋さんに調整して頂いています。

 

引き違い窓などと比べると、

滑り出し窓の方が構造的に

気密性が良いのですが、

どうしても隅の方から漏気を

起こしてしまう事があります。

 

カムラッチタイプの場合には、

パッキンがビッチリと当たるように

寄せて調整したりします。

 

しかし、閉める際にハンドルの具合が

硬くなって使いづらくなるケースもあるので、

寄せすぎにも注意が必要です。

 

それでは再度測定を始めます。

結果はいかに…

C値=0.090cm2/m2の

ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
22cm2 → 16cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.20 → 1.09
となっています。

この結果に、

立ち合いされたお施主様は

喜んでいるご様子でした。

 

αA (家全体の隙間面積)は

6cm2 の改善となりました。

素晴らしい気密ですね~!

 

元々良い気密ではありましたが、

そこからお施主様の為に

更に気密を良くしようとする

㈱ハザマ住建さまの想い。

しっかりと形となって結果に

表れましたね。

気密測定

Posted by fok-rs