富山県魚津市佐伯で気密測定

稜です。

12月20日は富山県魚津市佐伯で
㈱作造さまの現場の
気密測定を行いました。

玄関ドアは引き戸の様ですね。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです

チェックしていきます。
サッシ周りはウレタンで
気密処理されています。

排水管の貫通部や、

お風呂周りもウレタンで
気密処理されていますね。

おっと、
お風呂付近の配管の気密処理を
していなかったようですので
ウレタンを吹き付けます。

チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.45cm2/m2の高気密です。

表示は四捨五入により0.5cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をはじめます。
お風呂の配管が束なっている
箇所に隙間ができていて、
そこから漏気がありました。

こういったところは、
ウレタンが入りづらいので
しっかりと確認しながら
吹き付けると良いかもしれません。
隙間を埋めるように、
ミッチリと吹き付けて
いただきました。

玄関の付近からも
少し漏気がありましたので、
気密処理をします。
ウレタンを吹き付けてあっても、
光が見えている箇所は
隙間が出来ている可能性が
高いので気を付けましょう。

大きな排水管の貫通部、
こちらからも漏気が。
狭いので難しいですが、
しっかりと埋めていただきました。

柱と筋交いに出来た隙間から
漏気がありました。
伝って漏れてしまって
いるようですね。

ウレタンで気密処理を
していただきました。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.39cm2/m2の高気密です。

表示は四捨五入により0.4cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
76cm2 → 66cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.62 → 1.52
と改善されました。

この結果に、
監督さんは納得されたご様子でした。

 

今回は αA (家全体の隙間面積)が
10cm2 も改善されていますね。
気密測定をする際に、
こうして隙間を埋めるのは
大切な事だと思います。
せっかく隙間を見つけて
改善できるチャンスなのに、
何もしないというのは
とても勿体無いですからね。

気密測定

Posted by fok-rs