石川県金沢市泉野町で気密測定

稜です。

6月16日は石川県金沢市泉野町で
杉山真設計事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根と壁の断熱材は、
ウッドファイバーと
グラスウールになっています。
アクリアの24kの厚さ100mm。
断熱力の高いグラスウールですね。

外壁側にはDow製の、
WEATHERMATE Plusという
調湿性のあるシートが
施工されています。
シートで見えなくなっていますが、
この内側に棚状の下地を作って
グラスウールを詰めているそうです。

室内側には、
イゾベールのエクストラセーフ。
こちらも調湿性のある
シートですね。

シートの継手に貼ってある、
こちらのKB1というテープ。
大工さん曰く、
とても強粘着なテープだそうです。
気密シートにテープを貼っても、
後から浮いたり剥がれたり
してしまうこともありますが、
これならば安心できますね。

現場を下から覗いてみると、
グラスウールが見えました。
なんと高密度で分厚い
グラスウールを二重して
ミッチリビッチリと
敷き詰めているそうです。

サッシはリクシルのEW。
樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りとシートの
ジョイント部分は、
イゾベールのマルチテープで
気密処理されています。

現場は床断熱ですので、
床のジョイントにテープを貼って
気密処理してありますね。

柱周りはウレタンで
気密処理してあります。

二階の床と胴差しの取り合いも、
ウレタンで気密処理してあります。
漏気していることが多い箇所ですので、
こんなところから漏れることは
無いだろうと油断しないように
気をつけましょう。

こちらはお風呂部分。
脱衣場のところまで基礎断熱に
なっていますね。
断熱材のジョイントはテープで
気密処理してあります。

気密測定の際には、
なるべく小さな窓に機械を
設置するようにしています。
風の影響を受けにくく、
目張りのしやすいサイズの窓が
測定に適しています。
このリクシルのドレーキップ窓は
室内側での目張りが難しかった為、
外側からテープを貼りました。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.10cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされた杉山さんは
納得しているご様子でした。

 

壁も屋根も床下も、
断熱材をこれでもかと敷き詰めて、
気密もビッチリと確保。
とても暖かいお家になるのが
容易に想像できますね。

 

完成状態でも測定するとのことで、
気密は勿論、どんなお家に仕上がるのか
楽しみですね。

気密測定

Posted by fok-rs