石川県金沢市新神田で気密測定

おはようございます
健太郎です。

8月17日は 石川県金沢市新神田で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました

外壁には付加断熱で
EPS(ビーズ法ポリスチレン)が
貼られていました。

現場は南面の掃き出し窓から
光が差し込む室内。
柱や筋交いが多い印象です。

断熱材は 屋根がセルロースファイバー。
壁が 旭ファイバーグラスの
アクリアα36kg (グラスウール)。

高密度のグラスウールで
チクチクしないヤツです。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより
丁寧に気密処理されてました。

床は剛床の取り合いを
ユラソール(気密テープ)で
気密処理。

柱周りもユラソール。

ユニットバスの下の
断熱材の取り合いもユラソール。

気密が漏れやすい土台と断熱材の
取り合いや配管周りに
ウレタンがたっぷり吹かれてました。

測定前のチェックで
気密シートの裏に
気密処理されてない配管を発見。

 

配管周りにウレタンを
充填してもらいました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.071cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

大工さんが化粧柱の根元を
気密テープで気密強化。

玄関ドアの下端から
微細な漏気あり。
ウレタンを充填しました。

家中の梁と2階の床の
取り合いにウレタンを充填。(柱、間柱)

火打ち、梁のボルト穴にも
ウレタンを充填。

 

気密も寄与しますが
メインはヒートブリッジによる
結露対策ですね。

 

さて、C値改善後の
測定結果は...。

C値 = 0.071cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされたお施主さまは
測定結果の詳細を確認されてました。

 

今回のC値改善(隙間埋め作業)により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 7cm2 と値に変化なし。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.04 → 1.03 と若干ですが
良い方向に改善。

測定時の通気量から
αAが良くなっていると
体感していたのですが数値に反映せず。

 

今回の改善作業が完成時に
反映されることを期待します(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs