岐阜県羽島市で気密測定 2023/04/18

稜です。

4月18日は 岐阜県羽島市で

㈱渡辺建設 プラスホームさまの

現場の気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

サッシはYKK APW330。

樹脂サッシです。

チェックしていきます。

 

サッシ周りは、

ウレタンで気密処理

されています。

玄関土間のパッキン。

表面をコーキングで

ミチっと覆って、

気密処理されています。

 

ジョイント部分の他にも

漏気が起きたりしますので、

その対策として素晴らしい

処理だと思います。

一階床(合板)と胴差しの

取り合い部分です。

ウレタンで気密処理

されていますね。

 

伝い漏れの対策として

素晴らしい処理ですね。

現場は基礎断熱です。

基礎の貫通部は気密処理

しておく必要があります。

 

ウレタンで気密処理

してありますね。

 

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.19cm2/m2の超高気密です。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。

 

母屋と下地の取り合い。

どうやら漏気しているようですね。

ウレタンと隙間に詰めて

気密処理を行いました。

 

屋根にはウレタンを

吹き付けてあるのですが、

こういった木と木の

取り合いから漏気が起こる

ケースがあったりします。

 

ウレタン吹き付けも

完璧ではありませんので、

気を付けてチェックしたいです。

こちらは屋根部分の下地と

壁の取り合いにできた隙間。

 

少し漏気しているようです。

正面から見ると

別に問題なさそうに

見えるのですが、

下から見ると隙間が

出来ていることが分かります。

 

見る角度を変えることで

隙間を発見できることも

ありますので、

色々と怪しんでかかることが

大切なんですよね。

 

ウレタンやテープで

気密処理をしました。

吊木の部分を見てみると、

端に黒い影が出来ているのに

気が付きました。

見た目は怪しくとも、

漏気はしていない場合も

結構あります。

 

ただ今回は漏気していましたので、

ウレタンで隙間を埋めて

気密処理をしておきました。

 

それでは再度測定を始めます。

結果はいかに…

C値=0.056cm2/m2の

ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
49cm2 → 14cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.42 → 1.16
となっています。

この結果に、

立会された社長は

満足されたご様子でした。

 

今回は屋根下地の取り合いからの

漏気が大きかったようですね。

 

やった分がしっかり埋まって、

αA (家全体の隙間面積)が

35cm2 の改善となっています。

 

気密測定をしなければ、

この分の隙間に気づくことも

埋めることもできなかったと思います。

 

そう考えると、

気密測定というのは

とても有意義な時間なのだと

改めて認識することが出来ますね。

何はともあれ、

とても素晴らしい気密。

 

素敵な家で快適な環境。 

完成状態での測定も

楽しみですね。

気密測定

Posted by fok-rs