福井県福井市で気密測定 2023/11/03
おはようございます
健太郎です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8591-640x443.jpg)
11月3日は 福井県福井市で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。
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現場に入ると当社のFOボードが …。(ヤラセではないです)
屋根の遮熱材、ウレタン吹付の下地材に
最適な 通気遮熱FOボード。
㈱モジュールさまでは
いつも使って頂いています。
ありがとうございます。
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室内の様子はこんな感じ。
きれいに清掃された現場でした。
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断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8595-640x454.jpg)
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
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サッシ周りはウレタンにより
気密処理されていました。
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この現場は基礎断熱仕様です。
(床下が室内扱いの仕様)
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春先や秋に、基礎に取り付けた
ダンパーを開け、基礎内に空気を通します。
そのダンバー周りはウレタンにより
気密処理されていました。
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室内側に戻りチェック。
壁際を見ると ...
2階の床と梁(壁)に掛かるように
ウレタンが吹かれています。
これにより、梁と床板の隙間をブロック。
尚且つ、木材熱橋をウレタンでカバー。
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少し分かりずらいですが
画面の奥は下屋部分。
真ん中の梁にウレタンが吹かれています。
これも梁と床の隙間を伝う漏気を
押さえるワザ。
ウレタン吹付屋さんがとても
いい仕事しています。
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それでは測定します。
気になる気密測定の結果は …。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8605-640x429.jpg)
C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8610-640x450.jpg)
さてさて、C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下から
微量な漏気を感じる。
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ここは最終的にモルタルが入る部分。
養生テープで目貼りを強化しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8611-640x480.jpg)
玄関ドア下の両脇から漏気あり。
ウレタンを充填しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8614-640x480.jpg)
土台と柱の取り合いから
漏気を感じる…。
ウレタンを入れました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8615-640x480.jpg)
玄関ドアの電子錠の配線穴は
ウレタンで埋まっていましたが
柱の切り目を伝った漏気あり。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8616-640x480.jpg)
ウレタンで埋めました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8627-640x426.jpg)
梅木社長が 窓台と柱の
取り合いにウレタンを充填されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8629-640x440.jpg)
窓周りの取り合いは
本当に漏気し易いです。
隙間にコーキングやウレタンを充填したり
気密テープで押さえるなど
何らかの気密処理をお勧めします。
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写真のように柱と木材の
取り合いも伝い漏れを起こしやすい。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8632-640x473.jpg)
木材同士が密着して
見た目に隙間がなくても
気密処理していなければ
漏れると考えた方が良いです。
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最後は定番の柱と床の
取り合い部分と
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8623-640x430.jpg)
間仕切り壁の中の同様の取り合いに
ウレタンを充填しました。
ここは気流留めの効果があると
考えます。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の結果はいかに ...。
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C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8636-640x458.jpg)
測定に立ち合いされた監督さんは
ほっとして結果を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
22cm2 → 16cm2 と
6cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.43 → 1.26 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8599-640x480.jpg)
今回は2階の天井にボードが
貼ってあったため
屋根の漏気は確認できませんでした。
ただし、数値(αA)から分析すると
漏れはなかったと思われます(^^♪