石川県金沢市で気密測定 2023/11/18

稜です。

2023年11月18日は石川県金沢市で

㈱北製材所 ウィッシュホームさまの

現場の気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

壁の断熱材はセルロースファイバー。

 

充填する前の状態となっていて、

面材と柱との取り合いが

コーキングで気密処理されていました。

土台との取り合いまでしっかりと

気密処理してありますので、

伝い漏れの心配もありませんね。

サッシはYKK APW330。

樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。

 

サッシ周りはコーキングで

気密処理されています。

現場は基礎断熱となっています。 

 

基礎断熱の現場の場合、

基礎を貫通している箇所は

塞いでおく必要があります。

一ヶ所だけ水抜き穴が空いて

いる状態でしたので、

ウレタンを使って穴を埋めました。

先ほど面材の取り合いを

チェックしましたが、

筋交いの気密処理も見てみましょう。

 

筋交いの取り合いも基本的に

コーキングで処理されていますが、

上部だけウレタンで気密処理

されていますよね。

 

間柱と筋交いとの間(上部)が

鋭角になっていますよね?

この鋭角なところって、

気密処理が難しいんです。

 

単純にコーキングが根元にまで

届きづらい問題がありまして、

こういった狭くて処理の難しい箇所は

モコモコと膨らむウレタンを使うことで、

効率的に処理する事が出来ます。

梁の根本付近などに、

ウレタンが吹き付けられていますね。

 

コレは気密処理というよりは

断熱のための処理ですね。

 

梁などを固定するための

ボルト金具などは、

金属であるため熱橋によって

結露を起こしてしまう事があります。

 

これはその対策で、

金属などにウレタンを吹き付ける

ことで断熱力をプラスし、

熱橋を防いでいるわけです。

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.14cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)

を始めます。

 

玄関ドア横にある電子錠用の

配線貫通部です。

気密処理はされていますので

一見問題なさそうですが…

よ~く見てみると、

小さな小さな穴が空いていますね。

 

こんな小さな穴ですが、

漏気は間違いなく起きています。

コーキングを使って

気密処理を行いました。

 

漏気量は少ないですが、

しっかりと処理しておきましょう。

玄関ドア付近の土台と基礎の

間に入っているパッキンから

漏気があったようです。

こちらもコーキングで

気密処理を行いました。

 

端の部分は漏気を起こす

可能性が高いので、

しっかりと処理しておきたいですね。

エアコン用のスリーブに

手を近づけてみると、

漏気しているのが判明。

 

恐らくスリーブと間柱との間に

上手くコーキングが入っていない事が

原因だと思いましたので、

コーキングを追加で打って

気密処理を行いました。

よし、これで漏気が止まって…ない。

 

え、なんで???

結構綺麗に処理したつもり

なんですけど…

ここでスリーブをよく見てみると、

何やら切れ目のようなものが…

 

当日は雨天だったこともあり、

室内側から目張りをしていたのですが…

なるほど、この切れ目から

漏気を起こしていたのですね。

これで良し。

全体をしっかりテープで覆って、

漏気しないように対策しました。

 

それでは再度測定を始めます。

結果はいかに…

C値=0.057cm2/m2の

ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
20cm2 → 8cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.58 → 1.16
となっています。

この結果に、

立ち合いされた監督さんは

満足されたご様子でした。

 

まさかスリーブの切れ目から

漏気を起こしてしまっていたとは…

雨の日は外からの目張りが困難に

なってしまいますが、

今後はしっかり確認しておく必要がありますね。

 

目張りはちゃんと効いてくれたようで、

素晴らしい気密になりました。

既に寒い日が続いていますが、

雨が降っている時に外で作業していると、

ブルブル震えるくらいに身体が冷えます。

 

そんな寒さをものともしないような

暖かく快適な家になりそうですね。

気密測定

Posted by fok-rs