石川県金沢市で気密測定 2023/11/30

おはようございます
健太郎です。

11月30日は 石川県金沢市で
㈱安藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

現場は ㈱安藤建築事務所さまが

得意とするミニマムな設計。

延べ床面積が 59m3。

 

C値 = αA(家全体の隙間面積)÷ 延べ床面積

 

という計算式なので、延べ床面積が小さいと

やはり不利になります。

断熱材は 屋根、壁、床ともに
旭ファイバーグラスの
アクリアウールα(グラスウール)。

室内側に VCLスマート(気密シート)を
貼った気密仕様。

気密テープは ユラソールを採用。

天井の気密もユラソール。

写真は外からの伝い漏れを防ぐ

気密処理になります。

剛床のジョイントも

ユラソールで気密処理。

柱周りは コーキングで

気密処理されていました。

サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはユラソールで
気密処理。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

 

αA(家全体の隙間面積)が

9cm2(3×3cm)と めちゃくちゃ

隙間面積が小さいのに 0.2cm2/m2。

やはり、なかなか条件が厳しいです。

めげてばかりではいられないので

C値改善(隙間埋め作業)を開始。

 

まずは気密シートに破れを発見。

破れた部分にユラソールを貼りました。

あと小さな破れですが

2箇所ほどリカバーしました。

2階の天井には天井下地が

施工されていたため

浮いたテープを押さえるのも一苦労。

気密シート貼りはテープ浮きが

漏気の通り道になり易い。

なんとか頑張って押さえました。

n値が少し悪いのは

掃き出し窓からの漏気量が

ちょっと多いためか…。

レール部分から

入っているな(漏気)という感じ。

のちにサッシ屋さんに調整してもらいましょう。

これは筋交い周りの

気密処理。

一見するとちゃんと

気密処理されていますが

根本からの漏気が多い。

調べてみたところ

テープがぺらり。

全くテープが効いてないので

壁から伝って漏気。

剥離したテープを除去して

ユラソールを何重も貼って気密強化。

調べていくと同様に

テープが剥離している箇所を発見。

剛床が雨で濡れたのでしょうか?

 

ここも同様に気密テープを

貼り直しました。

気密テープの上を

何か引きずったのでしょうか?

漏気は少なかったですが補修します。

小さいな穴を丁寧に補修。

 

こんな事例があるので

施工された気密テープの上を

歩かないようにしています。

畳のヘリ 踏まないようにする感じで。

最後は、炎症ボードの押さえを強化したいと

大工さんが気密テープを貼られてました。

 

C値に反映されるか分かりませんが

減圧によるシートの膨らみを

押さえられるので良い処置かと。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.11cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善を頑張った監督さんは

「厳しい条件だったけど、0.1cm2/m2 出て良かった」と

喜ばれていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

9cm2 → 7cm2 と

2cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.52 → 1.30 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

αA = 7cm2で C値 = 0.11cm2/m2。

0.1に入ってほんと良かった~。

 

改善箇所がいろいろあった

勉強になったミニマムな現場でした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs