石川県河北郡津幡町で気密測定 2024/01/12
おはようございます
健太郎です。
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1月12日は 石川県河北郡津幡町で
LINX㈱さまの現場の 気密測定を行いました。
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壁の断熱材は グラスウール。
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壁の気密ラインは
耐力面材のEXハイパーで
取っている模様。
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外側は 気密テープ。
室内側は コーキングで気密処理。
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天井の断熱材は EPS
(ビーズ法ポリスチレンフォーム)。
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EPSの取り合いは コーキングにより
気密処理されていました。
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EPS の上は グラスウールを
2重に施工した 付加断熱仕様。
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サッシは リクシルのTW。
アルミ複合ペアガラス。
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サッシまわりは コーキングに
より気密処理。
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剛床(床板)のジョイントは
気密テープで気密処理。
柱の立ち上がり部分も
気密テープでしっかり
押さえられていました。
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それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
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C値 = 0.27cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9786-640x480.jpg)
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
まずはサッシをチェック。
召し合せ部分ではなく
框の部分に漏気あり。
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サッシをよく見ると
エアブレス(給気口)付きでした。
給気口を「閉」にしていましたが
少し漏気がある感じ。
サッシは目貼りしてはならないので
残念ながら治せません。
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ここは ユニットバスのエリア。
断熱材のまわりはウレタンで
気密が取られています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9790-640x463.jpg)
排水配管周りから漏気あり。
配管周りにウレタンをさらに
充填して漏気を止めました。
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ここは玄関土間まわりです。
基礎と土台の間の気密パッキンから
じんわりと漏気を感じる。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9776-640x486.jpg)
気密パッキンを押さえるように
気密テープを施工。
玄関土間まわりを1周しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9797-640x454.jpg)
再度チェックすると
基礎と断熱材(床側)の
隙間から漏気を感じる。
隙間を伝った伝い漏れです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9796-640x422.jpg)
まずは施工箇所をきれいに
清掃します。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9801-640x452.jpg)
基礎と断熱材の隙間に
コーキングを充填。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9803-640x450.jpg)
最後はコーキングを
押さえて隙間にねじ込みました。
コーキング屋さんに聞いた話ですが
コーキングは押さえるのと
押さえないのでは 接着効果が
3倍違うそうです。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の結果は ...。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9806-640x448.jpg)
C値 = 0.23cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/IMG_9805-640x435.jpg)
C値改善をがんばられた
橋本代表は ほっとされた様子。
「玄関土間の断熱材の隙間を攻めたのが効いた」と
体感されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
31cm2 → 27cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.31 → 1.22 と隙間風が入り難い
特性に改善しました。
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漏気箇所の発見は
見た目や 頭で考えても
なかなか難しいです。
たとえ、サーモカメラで探っても
木材熱橋を拾ったり、基礎や金属などは
青く表示して分かりにくい。
漏気箇所の早期発見はノウハウや
経験がものを言うと感じます(^^♪