石川県かほく市外日角で気密測定

おはようございます
健太郎です。

10月9日は 石川県かほく市外日角で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

大開口サッシから
光が差し込む明るい室内。

ここは2階から見る景色。

木製の足場が組まれていますが
大きな吹き抜けです。

 

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
外壁には フェノバボードを貼った
付加断熱仕様です。

大工さんが窓周りに
気密テープを貼られています。

テープを貼ったあとは
ヘラを使って圧着させます。
仕事がとてもきれい。

窓周りと同様に
剛床のジョイント部分、
柱の立ち上がりも気密テープ。

玄関の基礎と土台の取り合い
床と土台の取り合いにも気密テープ。

ここはポーチ部分(外)。
面材はダイライト。

 

胴回りや入隅はもちろん
木材や金物の貫通部にも
気密テープが貼られていました。

おっと… 大工さんが
床と壁の取り合い部分に
ウレタンを吹かれています。

一通り終わったら
その上から気密テープ。

もちろん、ヘラを使って
空気を抜いて圧着です。

いやいやいや
どんだけ頑張るんですか。

よく見たら吹き抜け上空の
柱、間柱の取り合い、窓周りにも
気密テープ。

 

恐ろしく時間がかかった
ことが伺えます。

最後はお風呂回り。

配管周りって
水やお湯が脈打ったり
して気密漏れしやすい。

 

ここではウレタンを吹いてから
上から気密テープで覆うように
施工されていました。

その上からさらに
漏れやすい箇所に
ウレタンを注入。

 

なかなかストイックな
気密処理です。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。

C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…

C値 = 0.029cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
6cm2(3×2cm)。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.10と隙間風が入りにくい特性。

C値 = 0.029cm2/m2 と
0.1cm2/m2 の3分の1以下。

 

大工さんの頑張りが
反映された結果で本当に良かった。
めちゃめちゃ暖かい家に
なると思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs