石川県小松市で気密測定

稜です。

12月15日は石川県小松市で
村中製材所さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは綺麗に
コーキングで気密処理
してあります。
まぐさや窓台のジョイントまで
コーキングが入っていますね。

床のジョイントはテープを
貼って気密処理してありますね。

柱周りはコーキングで
気密処理。
外周部も丁寧にしてあって
素晴らしいです。

配管の貫通部はウレタンで
気密処理されています。

お風呂周りもウレタンで
気密処理してありますね。

土間のパッキンは
ウレタンを吹いた後に、
上からテープを貼って
気密処理してあります。
中間測定の時点で漏れやすい
玄関ドアの下端も、
コーキングが入っていますね。

チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.16cm2/m2の超高気密です。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をはじめます。
排水管の貫通部を空けた時に
出来た切れ目から漏気が
ありました。

コーキングを入れた後に、
上から指でなぞって
穴を綺麗に埋めました。

玄関付近の柱の取り合いを
テープを貼って気密処理
していただきました。

お風呂の排水管貫通部から
かすかに漏気がありました。
コーキングを使って
気密処理をします。

屋根裏に吹き付けたウレタンに
隙間があったようです。

頑張ってウレタンで
漏気を止めます。

実際はとても暗いので、
スマホのライトで照らして
確かめながら気密処理を
しています。
勾配の切れ目や
柱や筋交いがあって、
ウレタンが入りにくそうな
怪しいところは
隙間が出来やすいです。
測定の際には特に
確認しておきたい箇所ですね。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.11cm2/m2の超高気密です。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
17cm2 → 12cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.62 → 1.35
と改善されました。

この結果に、
社長と大工さんは
喜んでいるご様子でした。

 

とても素晴らしい気密。
冬の季節でも暖かくて
暮らしやすい家になりそうですね。

気密測定

Posted by fok-rs