富山県富山市西荒屋で気密測定
稜です。
2月16日は富山県富山市西荒屋で
㈱ジュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
壁の断熱材はセルロースファイバー。
メッシュ状のシートの上に、
気密シートを貼っています。
屋根はボード状断熱材を
使用しています。
サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。
チェックしていきます。
サッシ周りはテープで
気密処理してあります。
角にコーキングが打ってあるのは
テープの浮き防止対策ですね。
今は見えない状態ですが、
サッシの取り合いには
上の画像のシーリングテープが
使用されています。
このテープは貼ってから
しばらく時間が経つと、
空気中の水分に反応して
通常の状態の何倍にも膨張し、
ミチミチとサッシの取り合いの隙間を
埋めてくれるものだそうです。
スリーブの貫通部です。
こちらもテープの浮き防止と
細かな隙間を逃さないために、
コーキングがグルッと一周
されていますね。
とても素晴らしいと思います。
CD管の貫通部も、
しっかりとコーキングが
入っています。
これだけミッチリ打たれていると
安心ですね。
屋根の断熱材の取り合いは
強粘着のテープとコーキングで
気密処理してあります。
伝い漏れを防ぐために、
束や梁のジョイント部分まで
しっかりとコーキングが
入っていますね。
こちらはCD管の目張りなのですが、
大工さんが僅かな隙間も
生まれないようにと、
CD管の溝をコーキングで
埋めてからテープを貼ったそうです。
気密に対しての思いが
伝わってきます。
お風呂の配管貫通部も
しっかりコーキングで
気密処理されていますね。
管と管の隙間までちゃんと
埋めるのが大切です。
外から見ていると
他の建築現場と違って、
黒色の外観が目立ってます。
私は初めて実物を見ましたが、
これはWURTHの防水シートのようですね。
㈱ジュープラスさまは、
とても快適で長持ちする住宅を
建てるために努力と取り組みを
日々続けているとの事です。
チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…
C値＝0.097cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
喜んでいるご様子でした。
お施主さまに快適な生活を
過ごしてもらうために、
努力や新しい取り組みを欠かさない
㈱ジュープラスさま。
その強い想いは、
監督さんや大工さんの仕事や
現場の様子を見ていると、
しっかり伝わってきますね。